声は見た目よりモノをいう 「声のツボ 腹筋 背筋 尻の穴」
声は見た目よりモノをいう
前回紹介した竹内一郎さんの別の本を読んでみました。
キーワードを川柳で作ってみました。
「声のツボ 腹筋 背筋 尻の穴」
以下に、箇条書きします。
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声は訓練すれば飛躍的に良くなる
声は声帯という筋肉を震わせて作ります。筋肉である以上鍛えれば強くなるし、怠けさせれば弱くなります。
自分の声を良くする方法。
新聞の一面にある、コラムを毎朝朗読してボイスレコーダーに吹き込み、自分の声を客観的に聞いてみる。
毎日やっていると一ヶ月ぐらいで見違えるほど良くなる。
通る声は7部の力で発した声。
相手に届かせたいという気持ちが一番大事
いい声を出すヒント
リラックスしながら姿勢を整える
正しく立つ
正しく座る
腹式呼吸を身につける
発声練習のコツは無理をしないこと
基本は、まず吐くことから
3秒吸って 2秒止めて 15秒吐くという呼吸法
腹筋、背筋、肛門は三位一体
相手に声を届かせる癖をつける
論理と情緒を使い分ける
情報を伝えるのが主な目的である話をする場合と
信頼を築くのが主な目的の場合とは話し方が違う
声楽家の四谷文子さんの良い声の7つの要素
どこにも無理がなく自然に流れる
声に潤いとツヤがある
幅が広くて芯がある
柔軟で伸縮強弱の自由がきく
音域が広くて むらがない
持続性があって疲れない
音色の変化が豊かで表現力に富んでいる
“人生は「声」で決まる” 竹内一郎著
“人生は「声」で決まる” 竹内一郎著
私も、ほとんど自分の声について考えたことがありませんでした。
この本を読んで「なるほど!! そうか!」
挨拶や治療の説明など、自分が話していることが相手にどう伝わっているかなど、あまり考えていませんでした。
言っているつもりでも相手に聞こえてなかったり、聞きにくかったりしていることが多くあったように思います。
農場や組織でも、相手に伝わってなかったり、言ったつもりでいたりすることはよくあります。
この本によると、
「声という身近な個性を磨いて生涯使える財産を得る。」
「教師や店員は声で信頼性を獲得できるのに、自分の声はこういうものだと思考停止している人がたくさんいる」
「気持ちを乗せること、明瞭に話すこと」
「相手にとってのいい声が一生使える宝になる」
気を付けて、少しづつでも変えられればと思います。
魅力的な牧場つくり
デーリージャパン誌より「魅力的な牧場つくり」
北海道中標津町の(株)OSAKA DAIRY FARM(家族+社員4名)では、スタッフに働きやすい職場にするために工夫しています。
「仕事を通じて成長していこう」が会社のモットーとしています。
社長が今まで自分が痛感したことをクレド(企業が掲げる行動指標)に書いて、事務所に貼っています。
クレド
1. 志事(仕事)を極める
2. 主体的で責任を持った行動をする
3. できない理由を考えるよりも、どのようにできるかを考えること。
4. 情報を共有し、よい連携を図ろう
5. なぜと問う
6. 耳を傾け教えを乞うこと
7. 整理整頓は仕事の基本であると認識する
8. 自分の心と身体を養おう
9. 一事が万事である
10. 素直な心で仕事に臨むこと
また、スタッフの勉強会を定期コンサルティングに合わせて毎月行っているそうです。
肋骨骨折
千葉NOSAIの石山先生の報告より。
和牛でも乳牛でも、過大児により難産になる場合があります。とくに初産の時は多いです。
石山先生の報告によると、死亡した子牛の4頭に1頭は肋骨骨折あり。
生きて生まれても肺炎や下痢などの病気の子牛の11%に肋骨骨折があり、販売価格が安くなっているとのことです。
肋骨骨折すると、生きて生まれても痛みのために乳の飲みが悪く、元気がありません。
肋骨を触って変形していたら肋骨骨折だと思われます。
痛みを少しでも減らしてやろうとするなら人間用の痛み止めを使うくらいしか治療方法がありません。
時々発生するのが、折れた肋骨の部分が1か月もすると太くなり気管を圧迫して、喘息みたいにゼーゼー音がします。
こうなると手術しないと治りません。
予防はどうするかといえば。
お産の時に無理に引き出さないことです。
特に初産の時は、産道を広げるために、足が見えて2時間は待ちなさいと言われています。
「監視すれども関与せず」です。
異常な出血がないか、産道に手を入れて胎児の足と頭の位置が正常か、子宮捻転はないかを確認して、異常がなければそのまま見ていることです。
「恐るべし、楽しむ力」
「恐るべし、楽しむ力」
困窮したとき苦しいとき悩んだときに
自分に言うセリフは「いよいよ面白くなってきたぜ」そう言って、ニコッと笑って小さくガッツポーズする。
皆さん日常生活の中で色んなトラブルに見舞われます。
体調が悪くなったり、仕事で失敗したり、思うようにできなかったり、
いろんなトラブルがあった時に落ち込んでしまいます。
その時にどんな考え方をすればいいのか。
ふさぎこんで、落ち込んで、動きがとれなくなるより
いよいよ面白くなってきたぜ」と思えるかどうかで、自分の気持や行動に変化が出ると思います。