構造計算偽造事件

民間の確認検査会社のイーホームズの藤田社長に
「隠蔽をした」と名指しされた日本ERI社は、
姉歯氏の構造計算に偽造があるとの情報を、担当の社員は知りながら
上司に報告しなかった。

日本ERI社は、「まずい報告を上司に進んでできる」体質ではなかったようです。

それは、上司の問題であり会社の問題です。
末端の社員が一番重要な情報を持っているのに
その情報をうまく吸い上げて、運営に生かしていくという
仕組みができてなかったのです。

農場でも、まったく同じですね。
牛の状態がうまくいってない時は、
いつも牛を見ている人が一番気付きます。

一番牛を見ている人の情報を、いかに農場の方針に生かしていけるのか。
まずい部分があれば、すぐに出して、みんなで考え、いい方法を見つけて
実行していく。

この仕組みができてないと、悪いことが農場で起こっているのに
日常の作業は、いつものままです。
そして、牛の状態も変わりません。

そんな末端の情報をうまく生かせるかどうかの
一番のキーポイントは、農場長です。

農場長、失敗を聞いても、部下に「ありがとう」と
言えるかどうかです。

「牛を間違えて、薬を飲まして、死んでしまいました」
と言われて、
「ありがとう」とは言えないものの

「ばかやろう! それだからお前はグズだ」とか
「何回失敗すればいいんだ!損害は今月の給料から引くからな!」
とか言ってしまうと次からは、部下は、まずい情報は報告しません。

怒りたいのをグット飲み込んで、
「じゃあ、次から失敗しないようにするには、どんな仕組みにすればいいかね?」
とか
「他の人も同じ失敗をしないためには、どんな仕組みにすればいいのかね?」
などと聞けるかです。
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by agricoach | 2005-12-01 01:41 | 運営


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