病気の牛を飼っていませんか?

いい農場と悪い農場の違いは、一頭づつの牛です。

いい農場では、牛はそろっています。
成績の悪い農場では、健康な牛が多くいません。

肥り過ぎの牛、やせすぎの牛。
足が腫れた牛。
蹄が長い牛。
毛づやが悪い牛。
乳房炎の牛。
かつて乳房炎で、3本乳、2本乳の牛。
発情がきても種が付かない牛。半年以上種がついていない牛。
お産後調子が悪く、食欲が出なく、乳が出ない牛。

これらの牛は、病気の牛なんです。
病気の牛を、いくら一生懸命に仕事をして乳を搾っても、
なかなか思うような成績になりません。

牛舎を見てこんな牛がどれくらいいるでしょう。

たぶん、「いまいち成績がな!」と言うところは
病気の牛が、多くいるはずです。
これをいかに少なくするかが、いい農場になる道です。

では、いかに調子の悪い牛をすくなくすればいいのでしょうか?

答えは、
「基本的な作業を、きっちりこなす」
です。

そこには、
「これをやりさえすれば、乳房炎は出ないし、種は一発で付く」
などという、
「魔法の薬」などありません。

では、
「基本的な作業」とはなんでしょう。

これは、従来からいろんなセミナー、講習会、技術雑誌などで
くりかえし言われている、
「いい粗飼料(カビのない、繊維の消化がよい、腐りかけていないエサ)を与える」
「定期的な(月に2~3回の)繁殖検診」
「定期的な(年に2~3回の)削蹄」
「乾乳期の管理」
「正確な搾乳手順」
「ストレスのない環境(きれいな寝床、充分で きれいな水と空気)」
などでしょう。

「そんなことは言われなくてもわかっているよ」
というのがおおかたの農家の感想でしょう。

「知っている」 と 「やっている」 の差が
牛の状態の差になっています。


今までは、いい成績の農場には
「あそこは、几帳面な性格だからできるんだよね!」
とか
「自分のところは、そんなにアクセクしなくても、ほどほどでいいや!」
とか、言っていました。

では、「几帳面でない」、「結構いいかげん」な農家はどうすればいいのでしょう?

それが、ミーティングであり、コーチングであり、ファシリテ-ションであり、整理整頓
であるのです。

a0054905_17414772.jpg


この3つの要素 「人」 「技術」 「仕組み」 
これをいかに農場に取り入れるかが、一番おもしろいところです。
[PR]
by agricoach | 2006-06-02 17:46 | 技術


2冊目の本ができました。今回の本はイラストをいっぱい入れています。       メールは kagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


by agricoach

リンク

カテゴリ

全体
運営
行動科学
ユーモア
見える化
コーチング
まんが
農業
整理整頓
失敗学
技術
目標実行委員会Ⅲ
「人を動かす人」になれ!
原田隆史
名言
トヨタ風「最強の社員」
学ぶ技術
人間力
アソシエ
みやざき中央新聞
仕組み化
カイゼン
加点主義
未分類

以前の記事

2017年 10月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2015年 08月
2015年 04月
2012年 05月
2012年 04月
2011年 08月
2011年 04月
2010年 07月
2009年 09月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2008年 11月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月

ライフログ










その他のジャンル