失敗学2

他人の失敗は、ここちよいのです。少しの優越感と安心。
農場の牛の調子が悪い時、他の農場でも同じように死んだり調子が悪かったりすると
「そうか!他のところもそうなら仕方がないな」と安心するのです。

普通、失敗が起こると、そこのトップは誰の責任で失敗したのかを聞きます。

失敗学では、失敗の責任を追及するのでなく、失敗の原因を調べ失敗を次に生かしていき、社会一般にも役に立てるようにします。

普通、なにか失敗が起こると、「誰が悪い」と責任を追及しますが、それよりもだいじなことは原因をはっきりさせて、次にまた同じ失敗をしないようにすることです。

失敗を知っていると、新しいことをするときに何に気をつければいいのかがわかってきます。
失敗を通して物を見るほうが、より本質的なところが見えてきます。本当の科学的知識が付いてきます。

なぜ、失敗したのか。構造の問題か仕組みの問題か人の問題か。
計画も手順も技術もうまくできていたのに、人の不注意で失敗したのか、マニュアル通りやっているだけでは、起きてしまう失敗の原因はどこにあるのか、などを考えることで次に失敗しないようになってきます。

誰にでも起こりえる失敗をどうとらえ、どう考えるのかをはっきりさせなければいけません。そうでなければ、失敗を隠したり、責任を追及することで終わってしまいます。


農場での失敗といえば、乳質が悪く乳房炎も出るし体細胞も高い、タネが付かない、お産後調子が悪く牛が死ぬ、足がいたくて廃用になる牛がいる、子牛が下痢で死ぬ、などがあります。

出る農場では、毎年繰り返し出ています。対策をとっていないこと自体がまず問題です。
「失敗の原因を探り、また同じ失敗をしないように取り組む」という手順からすると、かなり外れています。
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by agricoach | 2006-10-14 22:02 | 失敗学


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