失敗学4

@農場の中でどうやって被害をなくしてくのか


農場をよくする情報は、多くが知られています。ほとんどの農場では何が原因かは、うすうすわかっています。

ところが、自分のこととして考えないと、いくらいい情報が入ってきても、使おうという気持ちになりません。

自分のところには関係ないと思っていると、いくら注意書きが回ってきても、自分のところと、そことの間のわずかの違いをみつけて、ここでは起こらないと考えます。

だから学びません。
失敗の情報というのは伝わりにくく、知識にしなければ伝わらないのだけど、欲しいと思う人にしか伝わりません。
欲しくない人は、いくら何を言われて大事な情報でも、自分には関係ないと考えます。

ハインリッヒの法則というのがあります。

労働災害の統計を分析すると、重大事故を1とすると、軽い事故が29、事故にはならないがヒヤリとする出来事が300、不安全行為は無数にあるというものです。
このことが失敗の発生確率に当てはまります。

去年、六本木ヒルズで子供が回転ドアに挟まれて死亡する事故がありました。

六本木ヒルズで回転ドアに挟まれて怪我をする事故は、1年間に32件。
そして、33件目が死亡事故でした。
死亡事故の前の事故で怪我をした時、みんながどう考えたかというと、使い方が悪かったとか、たまたまなったとか、運が悪かったとか、事故を起こした人も思うし、管理する人も思っていたので、死亡事故になったのです。

農場で起こる事故も、同じように「たまたま、起きた」とか「管理が悪かった」の一言で
すませる場合が多くあります。

原因をおおむね特定できても、それを実行する時に徹底できず、事故が再発することは日常茶飯事のようです。
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by agricoach | 2006-10-16 21:41 | 失敗学


2冊目の本ができました。今回の本はイラストをいっぱい入れています。       メールは kagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


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