重要度と緊急度
この表は、重要度と緊急度を表したものです。
上にいくほど、重要で右にいくほど、緊急です。
重要度とは、農場の将来の存亡に関わって大事なこと。
緊急度とは、急を要する事柄です。
この表に農場内の事柄を当てはめてみると。
緊急度の高いが重要でないものは、
難産、授精、知り合いのお通夜、病気の治療などがあります。
重要度は高くても緊急ではないものは、
消費者対策、将来のビジョン、整理整頓、従業員教育、過肥対策などがあります。
重要度が低くて、緊急度も低いのは、忘年会の参加、共進会への参加などです。
ふつう、緊急度の高いものが重要であるように思いがちです。
農場長は、ここに注意しなくてはいけません。
農場の将来に関わる大事なことは、
重要度は高くても緊急ではないものです。
消費者対策、将来のビジョン、整理整頓、従業員教育、過肥対策などは
全然、急ではないのですが、その農場の将来にとって、きわめてだいじになります。
この重要なことは、急でないので、ほとんどの農場では、後回しになるし、考えられてない農場も多くあります。
ふつう、多くの農場で緊急のことが大事だと思ってしまいます。
重要なことを、どのようにスケジュール化して、毎日の作業に落とし込んでいくかが、そのこ農場の将来に関わってきます。
そのとき、大事になるなが、ミーティングです。
とにかく、話し合う場がなければ、お話になりません。
この重要なことを、しっかりスケジュールに組み込んでいけるかどうかは、トップの考え方ひとつです。
トップが、考えてなければ、そこの農場は、「みんなが一生懸命に働く割には、成績が上がらないし、儲からない」となります。
by agricoach
| 2006-12-16 01:00
| 運営