人間力

「経営は人間力だ」
という経営者やコンサルタントが多くいます。

「”人間力”?  なんやねん。  なんかようわからんな。」

と思っておりまして、いろいろ勉強してみると

「なるほど」 と思い当たるふしがいっぱいあります。

あるコンサルいわく。

「タバコ持ってこいと言われて、タバコだけもってくる社員はダメだ。タバコと言われたらライターと灰皿を持ってくる従業員でないと、躾けられていない。」

「躾けられていない社員を、いくら技術武装、理論武装しても成績はあがらない」

と言います。

なるほど、私が農場に往診に行って、農場に着いたときに
その日に見る牛を、捕まえてつないである農場と、
私が着いてから、あわてて捕まえる農場があります。

私が着く前に、しっかり準備ができている農場では、スムーズに仕事が進みます。
捕まえてない農場では、あわてて捕まえて、その後に必要な水や、記録や道具を持ってきます。なかなか仕事が進みません。

これは、ひとつの事例ですが、非常に高い確率で他の仕事でも同じことが起こっています。

いわゆる、「段取りが悪い」 です。

学校を卒業して社会に出ると、先輩や上司から 「お前は段取りが悪い!」 と言われます。
ところが学校で 「段取りをよくする方法」は習ってないのです。

「段取りがいい」 というのは、ひとつの作業があるとすれば、その作業に関わる準備や手順や必要なものを事前に確認して、用意しておくことです。

私が往診に行って、あわてて牛を捕まえる農場は、おおむね「段取りが悪い」農場です。
そこでは、ほかの作業も段取りが悪いのです。
エサの管理、搾乳、子牛の管理、繁殖管理、糞尿処理、お金の計算などでも「段取りが悪い」のです。

昔ながらの、5頭や10頭くらいの小さな経営では、それほど段取りの悪さが目立ちませんが、
大きな農場になるいと、経営の差が目立ちます。
段取りが悪い農場がいくら、技術武装、理論武装しても成績は上がりません。

じゃあ、段取りをよくするにはどうするの?

それが、メモであり、日誌であり、ミーティングです。
これは、「段取りをよくする」 ための技術武装です。

でも、それをやり続ける事ができるかできないかは

" 自分で決めたことを毎日実行する ”
とか
” コツコツ 地道なことをやり続ける ”
などの「人間力」です。

この「人間力」をつけるための手段のひとつが
「原田式目標達成方法の中の、毎日の奉仕作業」
なのです。
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by agricoach | 2007-01-08 23:54 | 運営


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