「理念の徹底」? なんのこっちゃ?

「理念を徹底させなければ、いい運営はできない」と言われます。

でも、理念を徹底している農場は、残念ことに、少ないのが現状です。

「”理念” なんてそんなのもがあっても、農場がよくなるの?」
とか
「”理念” なんぞ、屁の役にも立たない!」
とか
「”理念” じゃ食えない!」
とかの声が聞こえてきそうです。


酪農場での、理念とはなんでしょうか?

農場によって、違ってくるでしょうが
たとえば、
「徹底的に、牛のためになることを優先する」
とか
「自分でも飲みたい牛乳をつくることを最優先する」
とか
「地域の人に喜んでもらえる農業、生産物を提供する」
などでしょう。

「牛のためになることを優先する」
という理念があれば、
とにかく、牛にとってストレスになることを、いかに取ってやって
きれいで、乾燥して、空気がよく、ゆっくりした環境を作れるかに作業の中心を置きます。

牛の取って悪いこと、質の悪いエサ、荒い牛の取り扱い、臭い、痛み、ミルカーの不備、搾乳手順の不備、群のストレス、など農場にいっぱいあるストレス要因を、どれだけ取り除けるのか。

どんな、会社でも仕事では多くの問題や壁にあたります。
毎日の仕事は、ある面単調な繰り返しで、地道な部分もあります。
うまくいかないと、諦めたり、適当にやったりしてしまいます。

すると、会社の成績は全くよくなりません。

そこで登場してくるのが、「理念」 なんです。

しっかりした理念がなければ、難儀な仕事や壁に向かっていくエネルギーが出ないのです。

牛の寝床をきれいに乾燥させるなどという、めんどうな仕事を、根気よく続けていくのは、大変な労力と精神力がいります。
それができないと、「根性がないから」 とか 「性格だからしょうがない」 とか言って、自分の限界を超えられません。

それが、そのまま牛の成績になってきています。
何年たっても、何十年たっても、同じことを繰り返してしまいます。
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by agricoach | 2007-02-06 12:05 | 運営


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