農場での具体的アプローチ
上の写真は、KJ法で農場内でやるべきことを付箋に書き出して、カレンダーの裏に張り出したものです。思いつくことをとにかくなんでも付箋に書いて、それをグループごとにまとめたものです。
農場の中でどのような手順で、計画を立て実行すればいいでしょうか。
ひとつの例を示します。
1:
K J 法で、とにかくやるべきこと、気がついたこと、やったほうがいいことなどなんでも付箋に書き出して、グループごとに分ける。グループとは、たとえば「繁殖」「お金」「働き方」「育成」「粗飼料作り」などです。
その書き出した付箋で、グループ内でどれを先にするかを決める。
グループごとに分けた付箋を、具体的に実行するにはどうするかをさらに考えて、誰がいつ何をどうするかまで考え付箋に書き込む。
具体的に書き出した計画を、カレンダーなどのスケジュール表に書き込む。
2:
将来計画を考える。
10年後には、どんな農場を目指しますか?
仕事、家族、財産、趣味、教養、健康 この6つの部分について10年後にどんな生活を目指すのか。
この質問は、多くの農場で聞かれたことがなく
一般的に普段ほとんど考えたことがありません。
改めて考えてみると、将来どんな農場にしたいのか。非常に重要な事柄です。
10年後の計画から、5年後3年後1年後と落とし込んでいって、
次は、年間計画。毎月何をどうするのかを考えていきます。
この時に 1 で考えた K J 法で出た項目を何時までに達成するかを決めます。
それを、年間計画の中に落とし込みます。
3:
1 で考えた項目を、重要度(右から左)と緊急度(上から下)のマトリックスに書き出して
何が重要で、何が緊急かを把握する。
以下、次回に続きます。
by agricoach
| 2007-12-05 21:03
| コーチング