カテゴリ:運営( 49 )

掃除

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この農場では、和牛生産です。仕事が一段落すると、掃除をします。
牛舎まわりは、舗装しているので、そこをほうきできれいにします。

私が牛を診て牛舎から出てくると、長靴に糞が付いているのですが、
掃除された後を歩くのが、気が引けるくらいにきれいになっています。


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ゴミは、大きなボックスに入れて廃棄物処理業者に、もっていってもらっています。
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by agricoach | 2007-02-18 00:55 | 運営

5%のコストダウンより30%のコストダウン

ビジネスの分野では、

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「5%のコストダウンより、30%の方が容易だ」 と言われます。

5%のコストダウンであれば、従来の仕事の延長線上で何が削れるかを考えます。

だが、30%ともなれば、小手先の対応では実現できず、

発想を根本から転換せざるをえません。

真の革新はそこから生まれます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と言われます。

農場で、5%のコストダウンは、
エサの値段のまめな見積もり、
受精を外注から自分でする、
乳房炎の体細胞対策をしっかりする、
高い薬や添加物を見直す。
個々の作業の質を見直す。
メンバーの連係と連絡、ミーティングを定期的にする。

などの事で5%のコストダウンは、結構達成できます。

でも30%となると、根本的に考えないと達成できません。

牛乳だけでなく、もっと付加価値の高い生産物やサービス、商品、
あるいは、農場の形態、主力の作目、利用できる飼料の開発、
捨てられている物の有効利用、
いろんな分野に発想を広げていかなくては、達成できません。

かといって、私に「じゃあ、何をすればいいか教えて?」 と聞かれても困ります。

農業でも、他の産業でも、新しいことをうまくやっている所では、
いままで、人が気が付かなかったり、捨てていた物を新しい視点で価値の高いものを作り出したり、農業の分野では使われていないけど、
他の分野では当然のように使われている技術を利用して
新しい仕事を作り出したりしています。

そんなことを考えるには、どうするか?

答えは、「いつも、そのことを考えて、アンテナを張り、こちらから発信し続ける」
ことでしょう。

有効な情報を集めるのに一番いい方法は、
情報を発信することです。情報は、発信したところに集まる習性があるからです。
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by agricoach | 2007-02-10 21:41 | 運営

「理念の徹底」? なんのこっちゃ?

「理念を徹底させなければ、いい運営はできない」と言われます。

でも、理念を徹底している農場は、残念ことに、少ないのが現状です。

「”理念” なんてそんなのもがあっても、農場がよくなるの?」
とか
「”理念” なんぞ、屁の役にも立たない!」
とか
「”理念” じゃ食えない!」
とかの声が聞こえてきそうです。


酪農場での、理念とはなんでしょうか?

農場によって、違ってくるでしょうが
たとえば、
「徹底的に、牛のためになることを優先する」
とか
「自分でも飲みたい牛乳をつくることを最優先する」
とか
「地域の人に喜んでもらえる農業、生産物を提供する」
などでしょう。

「牛のためになることを優先する」
という理念があれば、
とにかく、牛にとってストレスになることを、いかに取ってやって
きれいで、乾燥して、空気がよく、ゆっくりした環境を作れるかに作業の中心を置きます。

牛の取って悪いこと、質の悪いエサ、荒い牛の取り扱い、臭い、痛み、ミルカーの不備、搾乳手順の不備、群のストレス、など農場にいっぱいあるストレス要因を、どれだけ取り除けるのか。

どんな、会社でも仕事では多くの問題や壁にあたります。
毎日の仕事は、ある面単調な繰り返しで、地道な部分もあります。
うまくいかないと、諦めたり、適当にやったりしてしまいます。

すると、会社の成績は全くよくなりません。

そこで登場してくるのが、「理念」 なんです。

しっかりした理念がなければ、難儀な仕事や壁に向かっていくエネルギーが出ないのです。

牛の寝床をきれいに乾燥させるなどという、めんどうな仕事を、根気よく続けていくのは、大変な労力と精神力がいります。
それができないと、「根性がないから」 とか 「性格だからしょうがない」 とか言って、自分の限界を超えられません。

それが、そのまま牛の成績になってきています。
何年たっても、何十年たっても、同じことを繰り返してしまいます。
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by agricoach | 2007-02-06 12:05 | 運営

松下語録

松下幸之助氏は、多くの語録を残しています。
それは、多くの経営者やビジネスマンの指針として、今でも読まれています。

""""""""""""""""""""""""””””””””””””””
「細事に神が宿りたまう」と言う言葉で示されるように、
些細な仕事のこだわりは、幸之助氏が生涯を通して強く訴えたことのひとつです。

平凡な仕事も大切にして、あたりまえのことを当たり前におこなう。

積み重ねた基礎の上に、さらなる知恵を加えていく。

細事をおろそかにすれば、大事に失敗する。

この姿勢は職種を超え、よい仕事をするための必要条件です。

"""""""""""""""""""""""”””””””””””””””

そうですよね。
農場でも、まさにそのとおりです。

平凡な仕事も大切にして、あたりまえのことを当たり前に行う。

たとえば、
「寝床を乾燥させてきれいにする」 という あたりまえのことを
あたりまえに行なう。
ところが多くの農場の現場では、これが難しいのです。

今日の往診先でも、濡れて汚れたマットの上に牛が寝ています。
「乳房炎対策を実行しようと!」 とそkの農場の目標には上がっているのですが
現状は、できていません。

何回、必要性を話しても、なかなか変わりません。

ある会社の社長は、指導について
「何回も話した? それは何回だ? 5回や10回話したところで変わらない、100回言って変わらなければ、諦めろ!」 

と言います。

私はまだ、10回くらいしか言っていませんので、

あと、90回はしつこく言ってみます。
根気 比べです。
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by agricoach | 2007-02-05 23:49 | 運営

一石二鳥のトレーニング

人間は、他のひとのいいところを見つけにくいものです。

悪いところは目に付くのですが、「いいところはどこか?」と聞かれても、なかなか探せないのです。

そこで、ひとつのゲームがあります。

農場のメンバーで二人一組になり、片方が褒める方、片方が褒められる方に分けます。

褒める人は、とにかく相手のいい部分を見つけ出して1分間褒めます。それを役割を交代して1分間します。次に二人組みを組み直して同じことを繰り返します。

なんでもいいから、相手のいいところを見つけ出す。「服の色がいいですね」「元気ですね」「笑顔がいいですね」「仕事を一生懸命にできることはすばらしいですね」。。。。。。。。などいろいろ相手のいいところを見つけ出すのにはトレーニングが必要です。

悪いところは、いくらでも見つけられるのに、いいところを見つけるのは慣れてないのです。

自分のいいところを言われて、嫌な気持ちのする人はいません。
褒められるとやる気が出ます。
だからこのトレーニングは一石二鳥なのです。

相手のいいところを見つけるトレーニングと、褒められてやる気が出る、この二つの効果があります。

次のセミナーのネタに入れておきます。
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by agricoach | 2007-01-20 21:05 | 運営

頭の使い方

12日に酪農家の若嫁グループ+普及センター職員を集めて勉強会をしたのですが、そこで思ったことは。

ブレインストーミングで頭の中をとにかくいっぱい書いてもらう作業をしました。

これが人によって、量が違うのです。

テーマは「寿司ネタ」とか「首都の名前」とか「歌手」とかですので、それほど難しくないのですが、これがなかなか出てこないのです。

グループで一度出た答えは、出せないので新しい答えを見つけなければいけませんが。
多い人は、一分間に一人で10個くらい少ない人は3個くらいです。

ここで、日頃どうゆうふううに頭を使っているかが、はっきりわかります。
毎日の作業を考えたり、日誌をつけたり、効果的な農作業を考えている人は、なぜか答えがいっぱい出てくるんです。

今回は、単なるゲームでしたが、普段から頭をどうゆうふうに使うかは、トレーニングすべきです。

毎日、あるいは10歩譲って週に一回、日誌をつけて、今日できたことと、できなかったこと、できなかったことを明日するにはなにがいるのか。などを地道にできているかどうかが、大きな違いになっています。
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by agricoach | 2007-01-17 00:10 | 運営

星野氏の手法 従業員にどう対応するか

ホテルやリゾート再生の専門家の星野氏はNHKのプロファッショナルでも紹介されました。

大学を出て、アメリカで勉強して家業の旅館を継いだ時は、旅館は赤字で、従業員はやめるし、という状態でした。
いくら最先端のサービス技術や情報を指導しても、従業員は付いてこないし業績は上がりませんでした。

現場の社員の悩みは、「給料が安い」と「休みがない」。ただし、利益が出るまでは休みも給料も手を付けらませんでした。

従業員は、仕事は与えられたものをやるだけです。だから、少しでも条件がいいところが他にあると辞めていきます。


そこで、星野氏は、手法を変えました。

まず、将来どんな会社になりたいかを社員に明確に示しました。

そして、自分たちがどうゆう会社になったら一流企業とおなじような待遇になるかをきちんと示しました。
第二に経営者がその将来像に最短距離で向かおうとする本気の姿勢をみせました。

目標を達成するためには、1円も惜しまずに1円もムダにしない。
最後に、社員が楽しく仕事ができる環境を作る。それを追求することにしました。

現場の社員の悩みは、「給料が安い」と「休みがない」。ただし、利益が出るまでは休みも給料も手を付けられにくいのが現状です。
それを打開するために、「現場の自由裁量」をひろげました。

自分の創意工夫と行動が業績に直結するという意識、自分が主役という意識を持ってもらうことを続けました。


この方針で運営して、うまく行き出したのには5年かかったそうです。
少しづつ従業員の意識が変わって、自分たちで考えて自分たちで提案し、自分たちで実行する。というように変わっていき、旅館の利益も増え、従業員の給料も上げることができました。

その後星野氏は、ほかのリゾート再生のプロとして活躍しています。
再生の手法は、自分の旅館を再生させて手法と同じです。

”現場の社員の悩みは、「給料が安い」と「休みがない」。仕事は与えられたものをやるだけ。だから、少しでも条件がいいところがあると辞めていく”、というのは農業でもまったく同じです。

この星野氏の手法は、農場でも農場主は特に注意すべき事柄だと思います。
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by agricoach | 2007-01-13 23:19 | 運営

人間力

「経営は人間力だ」
という経営者やコンサルタントが多くいます。

「”人間力”?  なんやねん。  なんかようわからんな。」

と思っておりまして、いろいろ勉強してみると

「なるほど」 と思い当たるふしがいっぱいあります。

あるコンサルいわく。

「タバコ持ってこいと言われて、タバコだけもってくる社員はダメだ。タバコと言われたらライターと灰皿を持ってくる従業員でないと、躾けられていない。」

「躾けられていない社員を、いくら技術武装、理論武装しても成績はあがらない」

と言います。

なるほど、私が農場に往診に行って、農場に着いたときに
その日に見る牛を、捕まえてつないである農場と、
私が着いてから、あわてて捕まえる農場があります。

私が着く前に、しっかり準備ができている農場では、スムーズに仕事が進みます。
捕まえてない農場では、あわてて捕まえて、その後に必要な水や、記録や道具を持ってきます。なかなか仕事が進みません。

これは、ひとつの事例ですが、非常に高い確率で他の仕事でも同じことが起こっています。

いわゆる、「段取りが悪い」 です。

学校を卒業して社会に出ると、先輩や上司から 「お前は段取りが悪い!」 と言われます。
ところが学校で 「段取りをよくする方法」は習ってないのです。

「段取りがいい」 というのは、ひとつの作業があるとすれば、その作業に関わる準備や手順や必要なものを事前に確認して、用意しておくことです。

私が往診に行って、あわてて牛を捕まえる農場は、おおむね「段取りが悪い」農場です。
そこでは、ほかの作業も段取りが悪いのです。
エサの管理、搾乳、子牛の管理、繁殖管理、糞尿処理、お金の計算などでも「段取りが悪い」のです。

昔ながらの、5頭や10頭くらいの小さな経営では、それほど段取りの悪さが目立ちませんが、
大きな農場になるいと、経営の差が目立ちます。
段取りが悪い農場がいくら、技術武装、理論武装しても成績は上がりません。

じゃあ、段取りをよくするにはどうするの?

それが、メモであり、日誌であり、ミーティングです。
これは、「段取りをよくする」 ための技術武装です。

でも、それをやり続ける事ができるかできないかは

" 自分で決めたことを毎日実行する ”
とか
” コツコツ 地道なことをやり続ける ”
などの「人間力」です。

この「人間力」をつけるための手段のひとつが
「原田式目標達成方法の中の、毎日の奉仕作業」
なのです。
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by agricoach | 2007-01-08 23:54 | 運営

絶対にしたいの?

今までいろんなところで、ミーティングを初め相談にのったり
毎週のアドバイスをしたり、今後の計画つくりや実際の作業予定などを
いっしょに、考えていきました。

そのなかで、いろんな技術の問題や作業のチェックなどをして
今後の予定や計画を話し合います。

ところが、なかなか進まないのです。

一番大きな問題は、
「ほんとに、したいの?」
かということです。

ほんとに達成する気持ちがあるのか、
「できれば、いいな」くらいの気持ちなのか。
「できなくても、しょうがないな」と思っているのか。

「できるかできないか」
でなくて
「やるかやらないか」
なのです。

できない理由はいくらでもあります。
「あれがあって、できない」
「忙しくて、できない」
「金がないので、できない」
「父ちゃんが、ああなので、できない」
いろいろと、出てきます。

この状態では、何回ミーティングをしても
計画を立てても、少しは進むのですが
目標までは、行き着きません。

「コーチング」のコーチも、最終的に確認することに
「本当にやりたいのか?」 と相手の気持ちを確認することが
一番重要な部分だと言われています。
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by agricoach | 2006-12-25 22:49 | 運営

具体的作業への落とし込み 5

一番大きな支出はエサ代です。

そのエサ代が、自分のところでやっているエサが今いくらなのか、聞いてすぐに返事が返ってくる農場はわずかです。

酪農関係の他の情報誌でも指摘されているように、エサのコストを安くしなさいといわれます。
そのためには、各種類の濃厚飼料、粗飼料の見積もりを出して一番安い飼料を選ぶべきです。その地元で手に入る安い副産物はないのか。

定期的にその作業をして、メニューを組みなおしていくことで、一番コストがかかるエサ代から、多くの利益を出せます。
もし、自分で計算できないなら誰に、いつ、どのくらいの間隔でメニューを見直してもらうのか。

ほかにも、飼料添加物。

ビタミン剤や生菌剤、強肝剤、抗カビ剤、抗寄生虫剤、そのほかにいくつも添加物を使っていますが、同じ成分でも安い商品はないのか、数社に見積もりを出して一番安いものを使う。

また、効果がはっきりしない添加剤も昔からの惰性で使っていないか。
あるいは、投与量も多すぎていないか。

投与量の誤差もけっこうあります。
たとえば子牛の寄生虫の予防薬のアイボメック。
これは高い薬なのですが、投与するビンの目盛りが大きいので、体重の小さい子牛にも数倍の量を多くの農場で使っています。

体重に見合った量を使うだけで充分に効果があります。

農場で使う多くの添加剤や薬剤で同じことが起きています。
チェックすれば年間数万円から数十万円のロスを防げます。

これをチェックして、添加剤の使い方を農場のメンバー全員に徹底するにはどんな仕組みにしなくてはいけないのか。

薬を測るカップを量が誰が使っても分かりやすいようなものに変えたり。

エサや添加物は、農場で大きな支出を占めるので、ここをしっかりチェックすることは、大きな見返りがあります。

必要な作業についての情報は、各種情報誌にのっています。
なにをどうするのかは、多くの情報があります。

しなければいけないことは、多くの農場でわかっているのですが、
それを、仕組みにしていないために、
「しなければいけないけど、今はできない」
となり、ずっとできません。

それは「仕組み」まで、作り上げてないからです。
人手が足りなくてもできる、忙しい時期でもできる、忘れてもできる、ヤル気がなくてもできる、
そのためには、どんな仕組みがいるのか。

一番の要点は、「仕組み化」です。
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by agricoach | 2006-12-21 00:21 | 運営


2冊目の本ができました。今回の本はイラストをいっぱい入れています。       メールは kagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


by agricoach

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