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目標実行委員会Ⅲ

農場をうまく回すためには、「技術」と「人」と「仕組み」の問題があります。

ほとんどの情報誌では「技術」のことは、いろいろと細かい部分まで書かれています。
世の中にある農業情報のほとんどは「技術」です。

エサの給与方法、育成技術、糞尿処理、経理、繁殖技術、粗飼料生産、搾乳、治療方法、予防方法、バイオセキュリティーなど。

いろんな講習会や情報誌で農場主が勉強しても
あるいは指導技術員、コンサルタントといわれる人が
その農場で必要な情報を伝えても、実際にそこでその技術が、うまく使われるかどうかは、別の問題があります。

それが「人」と「仕組み」の部分です。

「人」というのは。
農場のメンバー一人一人の意欲や感謝、話の聴き方、上司と部下の関係、
各自の壁を超える方法、ヤル気を持続できているか、など

「仕組み」というのは。
農場のメンバーの提案、不満などを農場みんなで聴く仕組みになっているか。
農場内の悪い情報をみんなが受け入れる仕組みになっているか。
問題が起きたときの解決方法がすばやく実行できる仕組みか。
会議の仕方(ファシリテ-ション)がうまくいっているか。
問題の「見える化」ができているか。
会議をすることが、仕組みになっているか。
農場のメンバーの意欲を高める仕組みになっているか。

目標実行委員会Ⅲでは、この「仕組み」をどう作るかを
実習して、持ち帰れるようにしたいと考えています。

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by agricoach | 2006-01-31 22:03 | 目標実行委員会Ⅲ

目標実行委員会Ⅲ 3回目

目標実行委員会Ⅲで各自の5年後の目標をマッピングで書いてもらいました。

はじめは、紙に行ごとに書いてもらったのですが
1行ずつ箇条書きに書いていくより
全体像を見れるようにするためには、マッピングの方が
適当だったので、書き方を変えてもらいました。

はじめはマッピングでも簡単な項目のマップで
具体的に、なにをどうするのかをも
マップ上に書いてもらうようにしました。

やはり、いかにイメージするかが、マップを書くにしても
大事になります。

細かいところまで、五感を使いイメージできるかを説明しました。
はじめは極簡単なイメージだったのですが
質問をすることで、だんだんイメージが膨らんでくるようです。

一般的に農家は、将来像や具体的な方針など
あまり考える機会がありません。

「どうな農場になりたいの?」と聞いても、漠然として抽象的な
答えしかはじめは返ってきませんが、
質問を繰り返したり、「具体的に数字ではどれくらい?」などと
聞くことで、考える深さが深くなってきてるようです。

「1年後の目標は?」と聞くと
よくある答えで
「子牛の成績をよくしたい」と返事がきます。
「子牛の成績がいいというのは、値段がいくらで
体重がいくらくらい?」
と具体的に聞きます。

農家自体に具体的イメージをクリアに持っていないと
やはり実現可能性が低くなるでしょうね。


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by agricoach | 2006-01-28 21:29 | 目標実行委員会Ⅲ

目標実行委員会Ⅲ 3

きのう目標実行委員会Ⅲの3回目でした。

人数は少なかったのですが、夫婦で参加してもらいました。
やはり、夫婦のほうが旦那が一人でくるよりいいようです。

女性のほうがコミュニケーション能力は優れています。
男は、別に話をしなくてもいいと、思っていますが
女性は、農場の中でも皆で話をして、なにをどうするのか、
将来の計画や日々の作業を打ち合わせをする話をしたいと思うのが普通です。

ところが、ほとんどの農場で、男主体のところは、
あまり話をしません。
まして、ミーティングなんぞを定期的に持っているところは
非常に少ないのが現状です。

目標実行委員会Ⅲの中でも、宿題として毎回
1週間の計画と反省、次週の計画を発表してもらっています。

3回目の具体的内容は、次回書きます。

今から、ちょっと福岡に行ってきます。
明日帰ります。

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by agricoach | 2006-01-27 14:24 | 目標実行委員会Ⅲ

本の反響

往診のついでに本を紹介すると
飛ぶように売れています。
と言うか
飛ぶように売っています。

でも、ねらい目は多頭飼育農家と従業員のいる農家で
あんまり多くはないのですが。

行きつけのガソリンスタンドの社長にも
「従業員をどう使うか、に役に立つよ」と言って
置いてきました。

表紙の絵の評判はいいようで、
「誰が書いたの?」
とよく聞かれます。

あれは、15年ほど前に、私が書いたもので
昔から名刺にのせています。

今のところ内容を全部読んでいる人は少ないようで
「表紙」と「ワインのおつまみ」が人気があるようです。


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by agricoach | 2006-01-24 19:41

本ができました。

きのう私が書いた本ができあがりました。

題は「だれも教えてくれなかった農場をうまくやる方法」です。
出来立てホヤホヤで湯気が立っています。

さっそく、往診先にもって行って売り込み。
妻に言わせると、「前書き」「後書き」と「ユーモアコラム」がよかったとのこと。

農家で行商するとき、
著者のサイン入りを渡すと

「なにこれ、なんか落書きしてある!新しいヤツちょうだい!」
と言われそうで、サインはしていません。

さっそく、診療車に本をたんまり積み込んで行商に行きます。

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by agricoach | 2006-01-21 22:30

目標実行委員会Ⅲ 2回目

今日は、目標実行委員会Ⅲ 2回目でした。

今日の内容。
1回目と同様に全体像の説明。
なぜ、農場がうまくいかないのか。
うまくいかせるためには、「人」と「仕組み」をどうするのか。
「人」と「仕組み」はどんなことか。

宿題の、各自の今後の計画と1週間の報告。
ここで、問題としたことが、計画の具体的内容。
五感を使ったイメージをいかに作れるのか。

発表された内容は、文字で書けば一行くらいで、
イメージとして乏しい。
もっと五感を使ったイメージをいかに持てるかどうかが
実行可能性を高めるし、意欲につながる。

前回同様、「聞く」ロールプレイ。
次に、いかに「聞く」を実行するかをサンプルテーマにして
マッピングを使いグループごとに討議し
その話を、他のグループの人に説明した。

次回の宿題に、
「いかに聞くことを日頃の生活で実行するか」を入れた。
他には
3年後、1年後、6ヵ月後、3ヵ月後、の計画をマッピングを使い書いてくる。
それと、1週間の計画の反省と次週の計画。

次回予告は、「整理整頓」。
番組を見ながら、整理整頓についてグループ討論とマッピング。
整理整頓の効果、心理学的要素、具体的写真。事務所の整理の意味。
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by agricoach | 2006-01-19 23:34 | 目標実行委員会Ⅲ

トヨタはいかにして「最強の社員」をつくったか 5

トヨタは無借金経営ですが、それは
「その日その日の経営に追われ、明日の支払いに窮するような自転車操業では
まともな製品は生まれない」

「トヨタの根幹をなすのは現場主義。現場には改善すべき小さなリスクが
いっぱいある。その小さなリスクにいち早く気付き改善を積み重ねれば
大きな成果が得られる。現場は宝の山だ。」

「生産現場であれば足しげく巡回して問題点を認識できるが、
経営環境の変化は見える場合もあるし、見えない場合もある。
したがって、かすかな変化に気がつくかどうかが問われる。」

これらも、まったく農場にあてはまる事柄です。

現場主義をいかに徹底できるか。現場の人間の提案、不満、
気付きをいかにフィードバックする仕組みにするか。
農場では、ここが一番うまく機能していない点だと思います。

まず、「それ」を出す場がないのです。

あしたは、目標実行委員会Ⅲの日ですが、
その点も、仕組み創りの中で重要なポイントです。

宿題発表の中で、各自にフィードバックします。
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by agricoach | 2006-01-19 00:39 | トヨタ風「最強の社員」

20年前の実話。ちなみに3人目が私。

夕闇せまるダバオ空港に、
厚い雲の中からかなりガタガタといまにも翼のボルト
がはずれそうに、
着陸の時はまるでしりもちをついたかのように、
飛行機が着陸した。
その中から3人の変な日本人が現われた。

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by agricoach | 2006-01-16 21:31 | ユーモア

目標実行委員会Ⅲの進め方

次回の目標実行委員会Ⅲは、参加者の範囲を増やして
農家の息子だけでなく、嫁さんや父ちゃん母ちゃん
そのほか興味のある人に、声をかけようと思います。

少し人数が増えるけど、実習主体なので
テーブルを4つに分けて、多人数に対応できるようにしよう。

実習部分は前回と同じことを再度します。
「聞く」「マッピング」「説明」についての実習は、
毎回繰り返し身につくようにする。
1回だけでは、ほとんど意味がありませんから。

ビジネス関係の番組を見て、その後にグループごとに
分かれて、マッピングを利用しミーティングをする。

見る番組は、
「部下を育てるしかり方 NHKご近所の底力」
「日本語なるほど塾 イメージトレーニング」
「指示待ち族大変身 NHKご近所の底力」
「コーチング クローズアップ現代」
「経済羅針盤 永守社長 6Sの重要性」
「クレーム クローズアップ現代」
「会議が変われば会社が変わる クローズアップ現代」
「在来自然植生」

各界の番組のテーマについて、ミーティングを行い
実際に自分の農場で実行する場合には
どうすればいいかを、話し合ってもらう。
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by agricoach | 2006-01-15 16:40 | 目標実行委員会Ⅲ

目標実行委員会Ⅲ

目標実行委員会Ⅲの第1回目を始めました。

まず、全体像の説明。
どんな組織や農場にも、技術の問題、人の問題、仕組みの問題がある。
技術の情報はいろんな雑誌や情報誌セミナーで入ってくるが
実際に農場で使うには、人問題と仕組みの問題がしっかり
クリアできてなければ、使えないこと。

次に、そのなかのファシリテ-ション部分のマッピング。
マッピングの仕方と2~3人1組になり
具体的なサンプルテーマで話をしてもらい、
紙の上にマッピングをしていった。

この時点では、あまり細かいマッピングの仕方を
説明せずに、とりあえずどんなマップができるかを、
体験してもらった。

それを、各グループで他の人達に説明をしてもらった。
マップがあることで、他の人に伝える作業がいかに
マップがない時と違うかを体験してもらった。

次に「聞く」という単純なことが、いかに難しいかの実習。

2人1組になり、話し手と聞き手を決め、
まず、聞き手は相手の目を見ないで、
「もう、この人の話は聞きたくない!」という態度を
あらわに出してもらい、話し手に話をしてもらう。

話し手は、いかに聞き手によって話辛いかを体験してもらった。

そこで、いい聞き方とはどんなものかという解説を少しして
聞き手は、いい聞き方で、聞くことを条件にロールプレイをした。

これで、聞き方の違いにより話し手がどんな感情になるかを
体験してもらった。

この2つの実習は、毎回30分ほどかけて
繰り返してやる予定です。

次に、目標実行委員会Ⅲの目玉の「自己計画」。

次の1週間に何をするのかを自己申告してもらい
次の週に、「できたこと」、「できなかったこと」、「うまくいかなかった原因」、
「次の1週間にすること」を今回の目標実行委員会Ⅲでやることを
説明し、次回までに各自で書いてくるように指示した。

今回は、農家の2代目だけだったが、他のメンバー、
父親母親、嫁さんも時間の都合が取れる人は
参加するように連絡しようと思っています。

農場のなかで、一人だけこんなことをやっても、
実際には変化がありません、やはり多くのメンバーが
この勉強をして実習をしてトーレニングしないと
実効性がないと思います。

予定は、毎週、3月中旬までです。
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by agricoach | 2006-01-13 12:35 | 目標実行委員会Ⅲ


2冊目の本ができました。今回の本はイラストをいっぱい入れています。       メールは kagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


by agricoach

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