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聴くこと

27日の都城でのコミュニケーションセミナーで教わった「聴く」ということは
改めて勉強になりました。

すべての人のほとんどの会話が、自分の側からの発言だということです。

相手が何か言ったときも、自分の考えや感じ方、アドバイスなどを言ってしまいます。

たとえば、相手が何か失敗して落ち込んでいるときは、「気にせんでいいよ!」と
なぐさめます。

これは自分の側からの発言で、そんなことは気にしなくていいよ、次に頑張ればいいじゃないのという自分の気持ちを言っています。

相手が怒ったときも、悲しんだときも、喜んだときもなど、
相手をなぐさめたり、ほめたり、アドバイスしたり、提案したり、祝福したり。
これは、自分の感情や考えを言っています。

「相手の世界で共感する」ことの大切さが「聴く」の基本なんですね。

いくら「聴くスキル」
たとえば、相手の目を見る、うなずく、相槌をうつ、姿勢を正しく、表情をにこやかになどの
聴くスキルを勉強しても、
まず「相手の世界で共感する」「質問の前に相手を受け止める」
ことができなければ、いけないことを今回のセミナーで知りました。

これは、前から理屈としては知っていたのですが
具体的にはどうゆうことかを理解していませんでした。

農場に行って農家が
「仕事の休みがなくて、疲れる。集中力が無い時に失敗をしてうまくいかない」
「牛の調子が悪く気分が落ち込む」
「家族がうまくいかないと、仕事が面白くない」
「父親はいつも細かいところまで命令するのが嫌だ」
などと話が出たとき、
今までなら、アドバイスをしたり、なだめたり、励ましたり
他の農場の例をだしたりして、どうにか元気になってもらおうとしていました。

でもその前に、相手を受け止めることが必要なんですね。
これから気をつけます。
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by agricoach | 2007-07-30 06:34

セミナーはしご

27日は、セミナーをはしごしました。

昼間は、鹿児島で門平先生のセミナー。
夜は、都城でコミュニケーションセミナーを受けました。

コミュニケーションセミナーは都城市主催で無料でありました。
講師は、宮崎の黒木陽子氏で、今回は「聴く」がテーマでした。

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今回のセミナーで一番ためになったことは
聴くときに、「相手の感情をだいじにする」ことでした。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

相手の気持ちを注意深く聴き取り、それを伝え返すことで、相手の内面の世界をこちらが理解していることを示します。

方法
1:相手が言葉で表現している気持ちを注意して聴く。
2:相手が明確に気づいていない気持ちも感じ取るようにする。
3:相手の態度や表情および声の調子などにも注意する。
4:感じ取った相手の気持ちを出来るだけ自分の言葉で明確に、簡潔に伝え返す。
5:自分が理解したとおりでよいかを、相手に確認する気持ちで伝え返す。

                               セミナー資料より
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ついつい、相手の話を聴くと、その次に自分の考えや感じやアドバイスを言ってしまいます。
質問する前に相手の気持ちを受け止めて、相手に「理解してもらえているんだ」という気持ちを持ってもらった後に、質問をしなければ、相手は自分が責められているように感じます。

私もついつい自分の考えから発言をしていました。

ここでセミナーで出た練習問題です。

次の文章を読んで、その気持ちを伝え返す応答を書いてください。

1:課長にはうんざりです。細かいところまでいちいち命令するのです。

2:今回の資格試験は絶対合格だと頑張ったのにだめでした。ほんとにがっくりです。

3:今の職場ではうまく友人ができなくてね、昼休みいつも一人なんだ。

以上の3つの言葉にあなたは何と言いますか?

答えは、コメントに書いてください。
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by agricoach | 2007-07-27 22:40

疫学講義

27日は、鹿児島で平成19年度家畜共済獣医師研修会がありまして、
帯広畜産大学の門平先生の講義と実習がありました。

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午前中は、疫学の講義で午後は、ワークショップでした。

始まる前に門平先生は、参加者の年齢が高いと、コミュニケーションが不得手なので
グループ活動をしても、どうなるかと心配されていましたが、
参加した獣医師は、予想外に若く、グループ活動も、まあまあの盛り上がりでした。

ワークショップは、KJ法で問題をどうやって解決するかという定番のものでしたが、
若い獣医師は今までやったことがなかったようで、この手法があることは役に立ったと思いました。
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by agricoach | 2007-07-27 22:08

繁殖実習

先日、O牧場で第4回目の勉強会をしました。
今回は、ト場より子宮と卵巣が20頭分手に入り、
それを使って、実習をしました。

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現物を見て、直検の練習や受精の練習をするのが一番効果があります。
子宮と卵巣を黒いビニール袋に入れて、直接目で見ないで触診することをして
その後に目で見て、自分の記録したことと違うかあっているかを確認しました。

中を開いて、頸管や子宮の構造を見ることで、より理解ができたと思います。

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繁殖の実習には屠場の材料を使うことは、一番のお勧めです。
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by agricoach | 2007-07-24 06:26

NDK千葉の会

NDK(農場どないすんねん研究会)の勉強会が千葉でありました。

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名古屋の南山大学の先生による「コミュニケーション学講義」でした。
理論と実習を交互にやって、みんな新鮮な理論を勉強しました。

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農場でのワークショップの実例を、わかりやすくメンバーどうして披露して
お互いに使える技術を勉強しました。

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夜は、飲み方をしながらグループごとに
「動かない農家を動かすには」というテーマで劇をつくり演じました。
役者が多く、非常に盛り上がりました。
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by agricoach | 2007-07-17 22:51

「当たり前のことを当たり前にやる」をカウコンフォートからみてみると

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ここ数年、牛飼いの一番の要点は、「いかにストレスなく快適な環境で飼うことが、
免疫力を上げ、薬に頼らず、生産性が高くなる。」と言われています。

昔から、牛は運動場に出してゆっくりさせる、ことを篤農家は行なってきました。

特に暑い夏場の夜は牛舎よりも涼しい運動場に出す農家が成績がいいことは多くの人が知っています。
また、乾乳期は、乾いた柔らかな牛房で放し飼いにすることも多くの人が知っています。
乳房炎の予防にも、乾いてきれいで快適な牛床にすることは勧められていることはほとんどの人が知っています。

特に子牛のいる環境。

子牛のいる場所が、風通しが悪かったり、サイロの風下だったり、糞尿の取り出し口の近くだったり、雨が振り込んでくる所だったりすると子牛の調子はよくなりません。

うちの近くの農場でもはっきりと良し悪しが表れます。

空気が悪かったり、床が湿ってジュクジュクしていたりすると、完全に抵抗力が落ちます。
下痢したり、肺炎になったり、発育不良になります。

例を挙げると、親牛の入る牛舎の横で、周りはブロックで囲まれて風通しが悪く、親の糞尿の臭いが流れてくるところがありました。
そこでは、床の管理はきれいにしているのですが、下痢が出たり肺炎になったりします。

ある農場では、サイロの風下に子牛のハッチがあります。
サイロを詰める時期になると詰めた後にサイロからすごく臭い汁が出てきます。
その汁が出てくると確実に子牛の下痢が始まります。
人間が嗅いでも、すごく臭く、24時間この臭いを嗅いでいると確実に頭痛、吐き気、肩こり、体のだるさが起こります。

こんな臭いがしたり、雨で床が濡れたり、暑さ寒さがきびしい環境の農場でここ数年、子牛の場所を変え、ハッチを変えた所は、かなり病気がなくなりました。

床の管理も「乾いて柔らかく乾燥している床がいい」ことは、ほとんどの人が知っています。
ところがこの「当たり前」を実行している農場は少ないと思います。

十年から数十年も、高い薬を使ったり、病気の子牛の世話をしたり、発育不良の子牛をセリに出したりしていたのが、子牛のハッチの掃除や水の管理、床の管理はしっかりしてくると、ウソのように手間がかからなく、発育も良好になりました。

子牛の管理では、「当たり前を当たり前に」がすぐに子牛の成績に直結しています。
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by agricoach | 2007-07-09 22:00 | トヨタ風「最強の社員」

アイデアマラソン

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7月6日。都城でアイデアマラソンのセミナーがありました。
アイデアマラソンは樋口健夫氏が、提唱する手法です。

とにかく毎日アイデアをノートに書き出すことで、思考を深くする手法です。

ノートの重要性は、
書くことで覚える。
書くことで整理整頓する。
書き留めて次を考える。
ミスやポカをなくす。

ことです。

頭の使い方として、覚える部分はノートに考える部分は頭に
役割を分担することです。

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後半は、グループに分かれて実習をしました。
「祭り」のテーマで各自が考えて、グループで発表しました。

今回のセミナーで一番役にたったことは

「フォローアップをセミナーの後まで続ける」ことです。
どんなセミナーでも、1回でマスターできることはありません。
セミナーが終わったあとも、参加者とネットでつながり、
経過や実際をフォローアップするかどうかは
大きな違いになります。
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by agricoach | 2007-07-08 06:48

「当たり前のことを当たり前にやる」を堆肥つくりからみてみると。

「当たり前のことを当たり前にやる」を堆肥つくりからみてみると。

堆肥つくりの基本はよく知られています。

まず堆肥に積むときは、糞尿の水分を60~70%くらいにします。
そして、切り返しを3ヶ月の間に数回やります。
初期の発酵をよくするために、ポンプで空気を入れて
初期に温度が70度以上に上がるように、発酵をうながします。

この水分含量、切り替えし、初期発酵をしっかりしないと
いい堆肥はできません。

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この写真は、堆肥盤に溝を切って、中にパイプを入れ
そこからポンプで空気を送り込むやつです。
堆肥場にはよく使われています。

ところが、最初の頃はいいのですが、しばらくすると
多くの堆肥場で、せっかく作っているこの仕組みが、
パイプに穴が詰まって、うまく空気が出ていないのです。

堆肥を切り替えした時に、溝掃除をして固くなった部分をほぐしてやり
穴から空気が出やすいようにしてやることは必要なことです。
「設備を作ってしまったら、それでOK」と思いたいところなのですが、
現場を見てみると、うまく動いていないのです。

そのため、せっかく初期の発酵を促して堆肥の温度を上げるために作った装置が
働いていなく、いい堆肥ができていません。

糞尿は、初期にしっかり温度が上がらないと、後で発酵した堆肥に混ぜても
うまく発酵しません。


「水分を調整しなさい」ということも、みんなよく知っています。
ところが多くの農場で、ベタベタの糞尿を積んでいるのです。
そのため、初期からほとんど温度が上がっていません。

特にフリーストールの農場では、固液分離している農場や、
水分調整のために充分にノコクズを入れている農場以外は
まともな堆肥ではなく、ベタベタ糞尿が流れ出しています。

つい、「これを混ぜればいい堆肥ができますよ!」という
薬屋さんの売り込みに釣られて、簡単に混ぜればいいという商品に
手を出すのですが、金がかかる割には、いい堆肥になりません。

それよりも、基本の、「当たり前のことを当たり前にする」ことが
いい堆肥を作ることになると思います。
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by agricoach | 2007-07-01 05:56 | トヨタ風「最強の社員」


2冊目の本ができました。今回の本はイラストをいっぱい入れています。       メールは kagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


by agricoach

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