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「よい医者に必要なのはコミュニケーション能力と人生経験」

聖路加国際病院院長の福井次矢氏の話です。

「よい医者に必要なのはコミュニケーション能力と人生経験」
というテーマの中に

「困るのは医療がサイエンスそのものと勘違いしている医者です。
医学的にはこうなんだから、これをやりさえすればいいと、
目の前の患者さんの気持ちに何も配慮しない。
患者さんが薬を飲まない場合には、
飲もうという気持ちになってもらい、
飲み忘れをしないための工夫を一緒に考える。
それも医者の仕事なんです。

病気に対する有効な治療法を人間にやってもらうという
ところが抜けるんですね。

医療の大部分は、人文科学の世界なのに
サイエンスそのものだと思っている。
だから、何を言っても全然取り合ってくれないとか、
つっけんどんで威圧的だと言われるわけです。
でもそういう医者の多くは、サイエンスの世界では
すばらしく優秀なんです。」


これを読んで、獣医師の世界にも
同じようなことが多くあります。

あるいは、医師の世界よりも遅れているのではないかと思います。
病院では、すでにコミュニケーション講座を取り入れたり
サービスの質を上げるためにISO資格を取ったりするところも
増えてきています。

ある地区でワークショップに取り組んでいる獣医師が誰かに言われたようですが
「獣医の技術もまともにできないヤツが、コミュニケーションだの
ワークショップだのと言っている」

これは一面しか見ていません。

私が思うに、結局は「人間力」。

人間力がなければ、獣医技術に手を出しても
コミュニケーションに手を出しても
結局はものになりません。

ここ20年の大動物界の流れは
個体診療→群診療、予防→プロファイルテスト→
生産獣医療→コミュニケーション、ワークショップ

となると思います。
生産獣医療という言葉が出てきたときも
多くの人が「これだ!」と思ったのに数年経っても
現場では、いまいちです。

これと同じ事が「コミュニケーション、ワークショップ」
でも起こると思います。

要は、だいじな当たり前のことをコツコツと
農場に対して行えるか、ということではないかと思います。
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by agricoach | 2008-02-21 16:25

本物だけが生き残る

ワタミの渡辺社長のことばに、畜産業界にもまったく通じることがありました。


「市場が2割縮小したからといって売り手が一様に2割づつ売り上げを落とすわけであありません。
4割減らすところとまったく減らさないところが出てきます。
「淘汰の時代」には常に価値の高い物を供給できる、本物だけが生き残ります。
今までと同じやり方を続けているとつぶれるのです。」

この通りだと思います。

いかに本物の商品を作るか。
これば農場だけの問題ではなく、獣医師をしてのサービスにも当てはまります。

農場にとって価値のありサービスを提供できる獣医師でないと
これから農家戸数が減っていき、残った農場に選ばれません。

「もっと、勉強しなくては」
と思った言葉でした。
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by agricoach | 2008-02-21 00:23

コミュニケーションセミナー

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きのうコミュニケーションセミナーに行ってきました。

内容は、エゴグラムと交流分析。
エゴグラムとは、自分自身を5つの性格に分けて分析するものです。

CP きびしい親のような性格
NP やさしい親のような性格
A  冷静で理論的な大人のような性格
FC 無邪気で自由な子供のような性格
AC おちなしくて従順な子供のような性格

50問の質問に答えて、この5つの性格がどれくらいの割合を示しているかをしらべました。

私の場合は、Aを頂点に両側に下がっていく、富士山型でした。

このセミナーで私の勉強したかったことは、
CPの強い人、つまり「○○はこうすべきだ」とか「○○あらねばならない、そうできないのはダメだ!」「○○すべきだ。」と権威的で指導的な人に対して。
また、外的コントロール(脅かしたり、責めたり、叱ったり、褒美でつったり)をよく出す、上司や親、舅、姑に対してド言う対応すればいいのか、ということでした。

結果は、予想どうり、「相手は変わらない。自分を変えろ。」です。
相手がCPから発する強い発言や行動に対して、自分がいやな感情で対応すると、なおさら相手は強行になってくる。

相手が、CPを強く出しても自分は、冷静に落ち着いて分析的に行動や発言をする。
ということでした。

心理学では、基礎的な人の心理の勉強をします。
職場や家庭で一番問題になっているのは、外的コントロールを強く出す人にどう対処するかです。心理学の範疇では解決できないことも多くあります。

行き着くところは、自分を許す、相手を許す、いい意味での諦め、相手に感謝する、などの少し宗教的な要素を入れないと現実問題は本人の中で解消しないと思いました。
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by agricoach | 2008-02-16 16:25

成功のもと

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農場でおもしろいものを見つけました。
私の行っている農場の農場長が、失敗したときの対策として考えたものです。

「始末書」ではなく「成功のもと」。

本人も勤務経験があるので、「始末書」ってのは、どうもイメージがよくない。
失敗や悪いことをして、その反省で書かされるというのが始末書なので
名前を変えたそうです。

失敗を今後の役にたたせるために、「成功のもと」にしました。

これを農場で貯めておくと、新しい従業員が入ってきても
どんな失敗が過去に起こっていたのか、その対策はどうすればいいのかがわかります。

農場にとって、貴重な財産です。
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by agricoach | 2008-02-09 06:42


2冊目の本ができました。今回の本はイラストをいっぱい入れています。       メールは kagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


by agricoach

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