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うまくいかなかったセミナー

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先日、沖縄でセミナーをしました。
家畜保健所の業績発表会が朝9時から午後3時半まで研究発表があって、
その審査の間の1時間半ほどでした。

参加者は、20数名。
今回のセミナーは、今までやった中で、一番悪い出来でした。

今回は、「話し手(私)が話したいことを話す、でなくて聞き手が聞きたいことを聴く」という主題で考えてみました。

始めに、アイスブレイクで「目隠しリード」をしました。
これは二人一組になり、一人が目をつぶり、もう一人(リード役)の肩に手を置き、リード役が声で指示をして会場の中の物を10個触らせるゲームです。

これは、目をつぶった相手にうまく指示しないと、目をつぶった相手は動けません。
いかに、コミュニケーションがむずかしいかを体験するゲームです。

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この後、今のアイスブレイクで感じたこと、うまくいったこと、うまくいかなかったこと、こうすればよかったことなどを、グループ(6人組4班)で話あってもらいました。
その中で出てきたことが、上のボードです。

リードされる側の人は、リードする人が知っている人なら信頼して聞ける。
相手に的確に言葉だけで説明するのが難しい。
などです。

そこで、家畜保健所員として農家に信頼されるためには、なにがいるのかを話題にして説明しました。鏡の理論など心理学的な話も含めて説明しました。
また、ティーチングでなくて、コーチングやワークショップという手法を農家に接するときに使うことの重要さも説明しました。

もっと、わいわいガヤガヤとやれるセミナーを考えていたのですが、各グループ発表の時も場内が重い空気で、うまくいきませんでした。

アイスブレイクから、各班でのグループ討議に移るときの話題も選択が間違っていたようです。
私の主張する三輪車理論の外用を説明して、グループ討議に移り、もっと聞きたいところ、よくわからないところ、実際に現場で使えそうなところなどを話あってもらいそれについて、解説する手順ならよかったかもしれません。

いずれにしても、今回の教訓は
一つのセミナーを一つの演劇や映画などのように参加者に伝えるテーマをしっかり持ち、それを伝えるためにどんな構成がいいのか、どんな話題がいいのかをしっかりつくるべきだと思いました。
いいシナリオ作りが一番重要なポイントだと思いました。
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by agricoach | 2008-11-26 14:19

どんな勉強会がおもしろいか

獣医の勉強会の鹿児島臨研はどんな勉強会であればおもしろいか。
というテーマで、今回の臨研ではナイトワークショップをしました。

夜の10時から一つの部屋に集まり、10名ほどで
模造紙に付箋で書き出して、KJ法でまとめと分類をしてみました。

そこで出てきたことは。

まず、進行について。
発表者とは別に進行係りを持ち、進行係りが話題をまとめていく。
一方的な発表でなくて、聞く人の質問を中心に発表者が話していく。
会場の机の配置を、グループごとの島をつくり、個人の質問や意見をディスカスできる仕組みにする。
話の中の話題、疑問などを次回につなげて、回答やアイデアを出す。
進行役は、ライブレコーディングを使いながら、会場の話題をコントロールする。


技術について。
臨研で、おおまかな治療指針をみんなで作っていく。
その場合、相対する意見や方法も併記する。
治療指針をフローチャート式に絵や図で表す。


外部講師について。
いい経営をやっている農家や削蹄師を呼んで、獣医が日常あまり知らない分野の情報を勉強する。
獣医分野の専門家を呼んで勉強する。その際臨研のメンバーである製薬会社のネットワークを使えるかもしれない。

おおまかな項目としてこれらの意見が出ました。
次回からの臨研では、少しずつ変わっていくように進行するつもりです。

今回、2日目は私が進行役をしまして話題を整理することを試みました。
パソコンにライブレコーディングを書き込み、それを壁に投影しました。
大きなスクリーンがなくて壁に投影したため、やや見にくかったのは問題でした。
それと、ライブレコーディングを見ながら進行する方法をしっかり取ってなかったので、その効果を感じてもらうことができなかたのは、次回の反省です。
パソコンを使わず、ホワイトボードでするほうが始めは良かったかもしれません。

会場の設定は、5,6人で座る島をつくりその島をステージに向かって半円形に並べました。
この会場設定は、うまく機能しました。

島ごとにディスカスしてもらい、意見や質問を発表する方式では、結構時間がかかります。
今回も、時間がかかって大学の先生が他の講義をすべて入れられないことになったのは進行の問題です。

ただ、一方的な講義でなく、わからないことを聞く、聞きたいことを聞く、という勉強会には充分な手ごたえがあったと思います。
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by agricoach | 2008-11-14 06:17

「話したいことを話す」から「聞きたいことを聞く」へ

先日、鹿児島臨床研究会がありました。

今回は、少し構成をかえてみました。

「セミナー」「講習会」といえば講師が前に出て、聞く人が机にすわって聞く。
というパターンです。

製薬会社の新製品の紹介も今回の臨研で予定していました。
一般的に、新製品の説明というのは、パワーポイントで、製品の開発経過や成分、効果、使用法、注意点など次々とスライドが進み説明されます。

話し手が、しっかり準備して、話さないといけないと考えることを網羅して
プレゼンします。

それでは、「おもしろくない」という方針で、今回は急遽講演者に変更を依頼しました。
今回は、コクシジュウム(寄生虫)の新しい駆虫剤についてですが、
まず、会場を5,6人でグループを数個つくり、各グループごとに
「日頃、コクシジュウームについて持っている疑問やいい治療法など感じていること」をグループごとに話してもらい、そこで出てきたことをボードに書きだします。

そこで出てきた項目について、講演者に話してもらう、というように変えてみました。

聞き手が聞きたいことを、話し手が話す。ということを実行するためにどんな手法があるのか、ひとつの試みとして、良かったと思います。

講演者には、急遽、方法を変えてもらったので大変だったと思います。
何が出るかわからないことを話すというのは大変です。
いろんなことを想定して準備しなくてはいけないし、得意でない分野のことも聞かれるかもしれません。

話し手にとっては、非常に大変な手法ですが、聞き手にとってはおもしろい手法かもしれません。
聞き手が、セミナー後役に立つことを目標って帰るために、
また、聞き手を行動まで導くためには、有効な手法だと思います。

次回は細かい部分について書きます。
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by agricoach | 2008-11-10 21:49


2冊目の本ができました。今回の本はイラストをいっぱい入れています。       メールは kagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


by agricoach

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