上司、親、農場長から人間関係でストレスを受けたときはどうするか。

上司や親、農場長が外的コントロールをして、ストレスを受けたときはどうすればいいのでしょう。

上司、親、農場長が従業員や息子、嫁、妻を変えるために
「批判する」
「責める」
「文句を言う」
「ガミガミ言う」
「脅かす」
「罰する」
「褒美でつる」
などの外的コントロールでなくては相手は変わらないと思っていつもやっていると、回りの人は精神的にストレスを受けます。

上司から
「何回言えばわかるんだ!まじめに仕事をしろ!」
「また失敗したか。それだからお前はだめなんだ!」
「言われたことは、しっかりしろよ!」
「牛が死んだから給料から引くからな」
「成績が上がったら、手当てを増やすぞ!」
「まだ休んでいるのか、さっさと仕事をしろ!」
こんなことを毎日言われていると働く意欲は出ません。

こんな上司からストレスを受けている人はどうすればいいのでしょうか。

それは、自分自身の気持ちの整理です。
加点主義で自分自身を見ることです。
いくら上司にボロクソに言われても自分自身にも、すこしでもいいところを探して自分を肯定することです。「自分はこれでいいんだ」「自分にもいいところがある」「自分でも、一生懸命にがんばっている」など自分を許すことです。
これは大阪のコーチの杉本さんが主張される非常に参考になる考え方です。

自分を許すことができれば、相手を許すことができます。相手に期待しないことができます。
加点主義で相手を見るためには、相手の長所を見なくてはいけません。ところが相手から外的コントロールでボロクソに言われると、相手のいいところなど見えません。そのためには、自分自身の気持ちの整理をして自分を許しそれから相手を許し、相手に期待しなくなると腹が立ちません。そうなると相手を承認できます。

「鏡の理論」というのがあります。相手には自分の行動が鏡のように写ることです。

つまり相手に不満を持つと相手も自分に不満を持つ。自分が相手を好きになると相手も自分を好きになる。自分が相手に嫌なことを言うと相手も自分に嫌なことを言う。自分が相手を攻撃すると相手も自分を攻撃する。自分が相手を認めてあげると相手も自分を認めてくれる。

これは面白いくらいです。道を歩いていて知り合いに、丁寧に挨拶すると相手も丁寧に挨拶します。軽く手を上げて挨拶すると相手も手を上げて挨拶します。ピースサインを出して手を振ると相手も同じことをします。みなさん今度実験してみてください。

つまり鏡の理論からすと、加点主義の人と減点主義の人は大きな差ができます。

加点主義で、相手の長所を見ることができる人は、相手にいい意味で期待感がなくなり相手の気持ちを承認できます。相手のいいところを見ることができます。そうすると相手も自分を同じように見てくれます。

それによって豊富な人脈や援助を受けることができ、回りの人といい人間関係ができます。人生において非常に大きな力になります。逆に減点主義で回りの人に接する人は、周りの人から援助を受けることもなく、周りの人ともめてばかりいて、一生「自分は不幸だ、それは周りが悪いからだ」と思い続けます。

それほどの差が加点主義と減点主義にはあります。加点主義であることは、あなた自身のためにも、周りの人のためにも非常にだいじなことだと思います。
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# by agricoach | 2007-11-18 04:47 | 加点主義

農場の管理と加点主義


減点主義では言われた事以外は何もしない従業員の方が評価が高くなります。

新しいことを考え、積極的に取り組んでも失敗すれば評価が下がります。これは理不尽なことです。

こんな評価がされる農場では、メンバーのやる気は出ません。
下手に新しいことや前例にないことをやって失敗したら評価が下がります。

よく「公務員の仕事に対する姿勢は消極的だ」と言われます。

でもこれはある意味しょうがないことです。「お役所仕事」というのは、新しいことをしない、失敗をしない、そこの部署の所属はせいぜい2,3年です。

その間に問題を起こさずに次の人に引き継げばいいいのです。
そんな職場の風土の中に2.3年もいると、いくら新採用のときにやる気のある職員でも、そのうち「言われたこと、決まったことだけを失敗なくしていればいいや!」「遅れず休まず働かず」という気持ちになります。

何も公務員にかぎったことでなく、JAや他の団体でも減点主義をとる職場では同じことが起きます。

人は仕事をする上で誰しも、「自分自身を向上させたい」「認められたい」「他の人の役に立ち感謝されたい」という欲求を持っています。

これさえ満たされれば、労働条件が少しくらい悪くても多くの人が楽しく元気に働けます。

逆に少しくらい他より給料が高くても、それがなければやる気がなくなり長続きしません。

従業員が積極的に新しいことに取り組んでもし失敗したときに、農場のトップが失敗した事を減点するより、積極的に取り組んだことを加点してくれるとやる気がでます。

つまり、「また、お前は失敗したのか!何度失敗したらわかるんだ!失敗した分は給料から引くからな!」と怒られるより

「またお前は失敗したのか。新しいことに一生懸命に取り組むその姿勢はいいことだ。次は失敗しないようによく考えてやってくれ!」と言われるのでは、働く意欲に大きな差が出ます。


従業員や息子に対して減点主義か加点主義かで対応がまったく違ってきます。農場長、上司、父親は加点主義で接するべきです。
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# by agricoach | 2007-11-16 04:34 | 加点主義

加点主義と減点主義


「感謝しなさい」という言葉は、今までいろんなシーンで聞いたことだと思います。
親から聞いたり、学校の先生から聞いたり、宗教で聞いたり。そんなことは多くの人が頭では知っています。でもまた私を含めて多くの人がいつも実行できているかといえば、必ずしもそうではないことも事実です。

相手に感謝ができない人に対して「減点主義でなくて加点主義になりなさい」と言われます。

これは大阪のコーチの杉本良明氏の言われることです。 相手に期待することが多すぎると、「○○すべきなのに、しない」100点満点からできなかったこと、していないことの点数を引いていくと、相手への評価がどんどん下がります。相手を評価できないと感謝するなんてことはとうていできません。「よくやってね」と認めることはできません。
加点主義では、なにもしてくれなくて普通、してくれればプラスになります。

加点主義をとると

人間関係がよくなり、仕事のストレスがなくなり効率がよくなります。

多くの人のストレスは「人間関係」だと言われています。
それは、職場でも家庭でも学校でも同じです。

私のセミナーの時に参加者に「農場の問題何ですか?」と質問をすると8割から9割の人が人間関係だと答えます。

農場では、父親と息子の関係、父親と母親、嫁と姑、農場長と従業員などの関係で相手に高いレベルを期待します。

自分の事をわかってくれている、
自分の手伝いをしてくれる、
自分がやりやすいようにしてくれる、
自分の考えて入る事はわかっている、
自分の要望することをしてくれるのもだと思ってしまいます。

たとえば、
「嫁なら家庭のことをして農場の手伝いをするのが当たり前」とか
「跡とり息子なら早く起きて働くのが当たり前」とか
「仕事も充分にできないのに、趣味や遊びばかりする」とか
「農場長ならみんなを指導して自ら働いてほしい」とか
「働かない農場長のくせに、自分たちより給料が高い」とか
「自分の仕事が進まないときは人に手伝ってくれと頼むのに、人の仕事は手伝わない」などの不満があります。

家族の場合は特に期待が強いだけに、また密接な関係だけに、うまくいかないときは摩擦が大きくなります。

他人との関係はいいが家族の関係が悪いケースはよく見かけます。

家族、親族は同じ価値観、考え方、行動形式だと思い込み、相手への期待が強いからです。利害関係がより直結し減点主義になります。
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# by agricoach | 2007-11-14 06:13 | 加点主義

できない従業員や息子にどう接するか?

I メッセージで話しなさいなどは農場内の人間関係をうまくうやるための基本です。

ところが現実には従業員や息子が、だらだらと仕事をしたり、時間通りにできなかったり、やるべき基本を手を抜いたり、決まった予定を忘れていたり、みんなで決めたことを守らなかったりなど腹の立つことがいっぱい転がっています。

そんな時に「 I メッセージだ!」などと言っても、相手はなかかな気づかないし成長しません。

そんなときは「叱る」が重要になります。

では「叱る」を考えてみましょう。叱ることの目的は、「相手に気づきを与えて、早く成長させる」ことです。

叱るポイントを上げると、

1:叱る前に何を叱るのかを考えておく

だらだらと仕事をする「姿勢」なのか、覚えていない「技術」なのか、約束を破ったことなのか、など何を指摘して何を提案して何を考えさせたいのかを前もって考えておきます。
私もよくあることですが、怒りの感情にまかせて自分の言いたいことだけを言って、叱ったことから相手が何を考え何を学ぶかなど気にもしていません。叱る前にストーリーを作っておきましょう。

2:始めに怒っていることを強く言う

どうしても変えて欲しいことを言う場合I メッセージを使っても相手に怒っていることが伝わりません。すると相手も軽く考えて次の行動の変化までになりません。始めにガツンと問題点を言うべきです。
もし強く言えないなら「自分は今怒っているから」とひとこと言えばいいでしょう。それによって相手は「ああ、怒っているんだ。よく聞かなくては」とか「やはり、まずかったかな。」とか思いいい加減に聞き流すことが少なくなります。

3:人格や性格、過去の失敗を責めない。他の人と比較しない。

叱るときは、いま中心にすべきひとつのことを叱ります。「だからお前はだめなんだ!」とか「前も同じ失敗をして、何度言えばわかるんだ!バカが!」とか「他の家の息子はしているのに、お前はなんでやらないんだ!」とか「[前にいた従業員はできたのに、なぜお前はできないんだ!」などと言わないことです。人格や性格を責められると相手は当然反感を持つし、意欲はなくなります。これはご法度です。

4:叱った理由を説明する

なぜ、叱ったのか、どこが問題なのか、その問題があるとどういうことが起こり得るのか、何を考えてほしいのか、行動をどう変えて欲しいのかなどを説明しないと叱られた側は理解できずに、感情の反感だけが残ります。相手が成長するために納得して行動してもらうことが、理由の説明で具体化します。

5:新たな指示を出す。

叱られた側にすれば感情手金い落ち込みます。時には反感だけが残ります。叱ったあとの放置はいい結果になりません。新しい指示を出して叱りを「完結」させることは重要になります。

6:叱った後のフォロー。

叱った後のフォローも事前に、ストーリーを確認していてください。
叱った後の翌日か3日以内に自分から声をかける。「笑顔」はだいじですね。お互いに気まずい思いをしていますので、まず和解から。その始まりは笑顔と挨拶です。
叱った理由や次の指示が相手のうまく伝わっているかを確認します。もし説明不足だったらもう一度相手が理解するまで説明します。

7:普段からよく褒める

これは結構難しいことですが、普段からよく褒めておくことです。
原田氏はこれを「ストローク」と言っています。
相手を認める言葉、表情、行動を与えることによって、相手の意欲が高くなります。

松下幸之助氏は「叱る回数の4倍か5倍くらいは社員を褒めた」そうです。ふだんから信頼関係があると強く叱っても相手は愛情として受け止めてくれます。精神的に落ち込まなくてもすみます。


とにかく叱る前に
「今から叱ることは、相手を成長させるためであって、相手の非をあげつらい、自分の正当性を主張する場ではない」
ことを確認したほうがいいでしょう。
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# by agricoach | 2007-11-13 06:23

牛の見える化


牛を見えるようにすることはすでに多くの農場でやられています。

見える化の代表が耳票です。
耳票を付けていればどの牛か間違うことなくわかります。

牛の識別をどうするかは、いろいろと工夫している農場もあります。
見える化では、「3m以上離れても見えなくてはいけない」と言われます。

フリーストールやフリーバーン、運動場では外から牛の耳票はなかなか見えません。そのため首輪に大きな番号札をつけている農場もあります。

牛の体(仙骨部からお尻)に大きな字で書いている農場もあります。下の写真くらい大きく書いてあると、運動場で見つけた発情の牛の番号も遠くからでもわかります。
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どの牛が受胎しているか、どの牛が空胎で注意がいるか、どの牛が治療中でいつまでに何をするのか、などは繋ぎ牛舎では牛の寝床の上の小さなボードに書いている農場は多くあります。

また、ノート、黒板、ホワイトボードを利用して牛ごとに分娩日、授精日、乾乳予定日、分娩予定日を記入しています。

最近は、多くの農場でパソコンを利用して繁殖を管理しています。
パソコンは非常に使い勝手のいい道具ですが、毎日入力、毎日出力(必要なリストのプリントアウト)が基本です。

見える化のポイントのひとつが、「みんなに見えなくてはいけない」ことです。
繁殖担当者はわかっているのですが、他の人はどの牛が妊娠していて、どの牛が授精が必要か、治療が必要かなどかわらないケースもよくあります。

大型の農場では、各自が担当を持っていますので、自分の担当以外のところは知りませんが、家族経営の農場では、メンバーみんなが知っているべきです。

ひとりが休みや用事で休むと、作業ができなくなる、授精師や獣医師がきても、どの牛を処置するかもわからなくなることもあります。
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# by agricoach | 2007-11-06 05:24 | 見える化

割れ窓理論

割れ窓理論(ブロークン ウインドウ理論)というのがあります。

これは、割れた窓ガラスを放置すると、誰も関心がないというサインになり、次第に他のガラスも割られ、犯罪が増えるといった悪循環に陥る、ブロークンウインドウ理論です。

有名なのは、犯罪の多いニューヨークでジュリアーノ市長が、この理論に注目し、とにかく汚れた町や地下鉄の電車内をきれいにしたり、落書きを消したりしたそうです。

その結果、犯罪がすごく減りました。

この割れ窓理論は農場にも共通します。
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この写真は、農場の通路に倒れたほうきです。
いつも目に付くところにあるのだけど、農場のメンバーは誰も気にしません。
割れ窓理論では、これが1枚目の割れた窓です。
この状態を放置していると、下の写真のようになってきます。

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育成の牛舎の横ですが、錆びて使わない柵や壊れたハエたたき、汚れた毛布やトタン、よごれたスコップが散らかっています。

これでは、基本的な作業(牛の寝床の管理、きれいな水や空気、えさ箱の掃除など)が
行き届くはずはありません。

使わない物が牛舎の中に転がっていると、少しづつ、どうしようもないくらいに
散らかってきます。

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机の上に汚れた物がひとつあると、しばらくするとこの写真のように
散らかってきます。

そうなると、必要な書類がどこにあるかわからなくなるし、
牛の成績(処置しなくてはいけない牛のリスト)もわからなくなります。

それでは、農場でやるべきことが把握できません。

「割れ窓理論」を気にして農場を見回してみてください。
「これじゃあ、まずいな!」と気づくところが、いくつかあるはずです。

この話で一番のポイントは、上の写真の「倒れたほうき」を気づくかどうかです。

気づかなければ、直そうという気にもならないし、行動にできません。

次に気づいても行動するかどうかです。
「めんどくさい」、「まあいいや」などと思っていれば行動になりません。
そうすると次の写真のように散らかってきます。

この意識を高める一番の方法は、多くの経営者が主張する「トイレ掃除」なのです。
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# by agricoach | 2007-11-04 02:38 | 整理整頓

失敗学

失敗学の中では、失敗した原因を今後に生かすために、細かく分析します。

たとえば「壊れたフェンスを修理する」という作業がうまくできないとき、それはなぜか。

壊れていることに気づいてないのか、
自分で修理する技術がないのか、
気づいて技術もあるのだけど、時間がないのか、
ヤル気がなくてどうでもいいと思っているのか、
気づいているけど「まあ、怪我はしないだろう」と、あまく予測しているのか、
ヤル気も技術もあるけどお金がないのか、

などです。

もし、「壊れたことに気づいていない」となると、壊れていることを気づくためにどうすればいいのか、月に一回は農場内の整備の日を作って点検するとか、気づいた人が事務所のボードに大きく書き出すようにするとか。

よくあることが、壊れたことをお母ちゃんは知っているのに、それを修理するお父ちゃんに伝わってないのです。

また、壊れていることはわかっているのに、農作業が忙しくて手がまわらないのです。

忙しくても、ヤル気がなくてもそれができるようにする仕組みをどうするかです。

もし、忙しかったりヤル気がなかったりするようなら、お金はかかりますが外注すべきです。

外注する時も、誰がいつどのように、そしていつまでに終わらせてもらうのかなどを確認してスケジュールの中に入れなければ、実行まで行き着きません。
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# by agricoach | 2007-10-19 04:59 | 失敗学

失敗学


世の中には、変なことを研究する人がいるもので、失敗を研究する「失敗学」なるのもがあるそうです。

失敗は世の中に無数にあり、小さい失敗、日常繰り返す失敗、仕事でしてしまう失敗、大きな事故になり多数の人が亡くなるような失敗など、昔から何度も繰り返し起こっています。

失敗の原因が何であり、それどうすれば防ぐことができ、世の中に役に立てるのかを研究するのが「失敗学」です。

普通なにか失敗が起こると、「誰が悪い」と責任を追及しますが、それよりもだいじなことは原因をはっきりさせて、次にまた同じ失敗をしないようにすることです。


農場での失敗といえば、乳質が悪く乳房炎も出るし体細胞も高い、タネが付かない、お産後調子が悪く牛が死ぬ、足が痛くて廃用になる牛がいる、子牛が下痢で死ぬ、サイレージの質が悪い、出荷制限中の乳をバルクに混ぜてしまう、機械が故障する、作業で人間が怪我をする、設備の不備で牛が怪我をするなどがあります。

小さな失敗といえば、授精師への連絡を忘れてしまう、パソコンへの繁殖記録の記入を忘れてしまう、牛の移動が遅れて乾乳が遅れる、記録のチェックが遅れ分娩室に入れる前に分娩してしまうなど多くの失敗があります。


失敗のおもな原因は、未知というのはまれにはありますが、ふだんよく起こるのは、無知、誤判断、不注意、決まりを守らない、この4つです。

この4つは予測することができて、防ぐことができます。

予測されること、それを知らなかったり不徹底のために起こってしまいます。

農場内でみんなが知っている起こり得る事故として、抗生物質の入った乳房炎の乳をバルクに入れて全部廃棄になる、腐ったりカビの生えているエサを牛に食べさせて病気になる、暑さのストレスで繁殖成績が悪くなる、牛床の管理が悪く乳房炎になる、閉め忘れた扉から牛が逃げ出して怪我をする、滑りやすい床で牛が滑って脱臼するなど多くの事故があります。

失敗の原因である無知、誤判断、不注意、決まりを守らない、この4つは農場でも頻繁に起こっています。

やらなければいけない作業が農場の中に、いろいろありますが、特に不注意、決まりを守らないで多くの失敗、事故が起っています。

「注意していれば、こんなことにならなかったのに!」とか「決まったことをしっかりしていれば、よかったのに!」とか思うことは農場では多く発生しています。
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# by agricoach | 2007-10-10 06:07 | 失敗学

都城でのセミナー その2

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都城普及センターでセミナーをしました。
春に続いて2回目です。

今回の話題は、

アイスブレイク 15分                     
     写真クイズ  まず一人で考え、次に班で考え発表
     どんなことが起こっているのか、起こる可能性があるのか

3つの輪の解説  10分                      

整理整頓について。 15分                      
   何を整理整頓するか

コストパフォーマンス四天王  15分                 
   メモ、日誌、ミーティング、整理整頓

実習 25分                             
   @6本の柱の中で、「仕事」について
     収入、形態、休み、従業員、何を生産するか、地域との関係、インターネット、
     グループ内で発表。
   @具体的なやらなければいけない作業の書き出し
     付箋に書き出して、並べ替えグループ化、優先順位、期日

原田式の簡単な解説と募集  10分                  

以上のようなスケジュールでしました。
1時間半しかなかったので、質問の時間もなくて
”びっちり”しました。

反省としては、
KJ法とメモの連携の説明
「あたりまえをあたりまえに」のスライド
6本の柱を細かい部分までカラーでイメージすること

以上の部分が足りなかったと思います。
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# by agricoach | 2007-10-02 21:06

伝言メモ、伝言ノート、伝言ボード。

個人の記録に使うのがメモですが、
農場内でグループで共有するのが伝言メモ、伝言ノート、伝言ボードです。

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数人で作業をしている農場では、仕事の受け渡しが必要です。その連絡がうまくいってないことでミスをしたり、事故をしたり、ロスをしたりすることはよくあります。それを防ぐのが伝言メモ、伝言ノートです。

何号の牛が乳房炎の治療をしたから乳はバケットで搾りバルクに入れないとか、
何号の牛は治療中だから治療を継続するとか、
機械の修理を頼んだから午後から修理のために使えないとか、
何号の牛は発情で授精師には連絡済みとか、
何号の牛はお産が始まったので注意が必要などの
農場作業で連携しなければいけないことを書きます。

作業に入る人は、この伝言メモ、伝言ノートを見て作業に入ります。
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# by agricoach | 2007-09-21 05:38 | 見える化

悪い情報の見える化


「異常や問題は本来見せたくないのもである。しかしこうした”悪い情報”こそ”見える化”する価値が高い。悪い情報こそ早く ”見える” ようにする。」

脳科学者に言わせると、人間の脳は見たくないものは見えないようになっているそうです。

目の前にあっても意識したものしか見えない。頭の中に他のことがあれば見えないそうです。

例えば、「今までどうりに収入が入って、どうにか生活をしていけるんだ。お金の心配は母ちゃんの仕事だ」という気持ちが強いと、今後、濃厚飼料の値段が上がり続け、乳価は上がらないという現実が見えません。通帳にお金がないということが実感できません。

そうなると危機感がなく今の牛の成績が悪いこともそれほど見えません。見えなければ対策をとる必要を感じないので、変わりません。

病気がちょくちょく出て牛の調子がよくないなどの悪い情報は見たくありません。
農場のメンバーの不満も農場長にすれば聞きたくありません。

農場のメンバーは「牛の調子が悪い」「体細胞が高くなってペナルティーを取られた」「仕事の連携ミスで牛の調子が悪くなった」などというと農場長に怒られるので悪い情報は言いたくありません。

また、「給料が安い」「仕事の段取りが悪い」「自分ばかり仕事が多くて農場長は仕事が少ない」などの不満も農場長にしてみれば聞きたくない情報です。

農場の従業員が「悪い情報」を言ったとき、農場長が「そんなことはどうしようもない」とか「そんなことはお前の責任だ」とか「文句ばかり言わないで仕事をしろ」とか「なぜ失敗したのか、お前の作業の仕方が悪い」とかを言われると従業員は「悪い情報」をだんだん言わなくなります。「悪い情報」を言うと農場長から怒られるので、自分を守るために言わなくなります。

まず、農場長の仕事は「悪い情報」をすぐに出せる環境を農場内に作ることです。そのためには「悪い情報」を聞いたら、農場長は「そんな言いにくい事を言ってくれて“ありがとう”」と言わなければいけません。そのためには農場長は「悪い情報」の価値がどれくらい高いかを認識しなければいけません。

「悪い情報」をひとつひとつクリアしていければ、農場長にとっても、従業員にとっても牛にとっても、消費者にとってもすばらしい農場になるからです。

つまり牛が健康で収入が上がり従業員が楽しく働けて健康で安全な生産物を出荷できる農場です。

「悪い情報」はそれくらい価値があると思えば、腹の立つのをグッと飲み込んで、それを言ってくれれた従業員にまず「ありがとう」を言わなければいけないのです。
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# by agricoach | 2007-09-19 06:09 | 見える化

見える化には質、鮮度、タイミングが大事

「問題発見や問題解決を行なうに必要な情報は、量より質、もしくは鮮度、タイミングに価値がある。」

これは生き物を扱っている農場では特に関係します。

一番は病気です。
下痢にしろ食欲不振にしろすぐに対応しないとひどい場合は死んでしまいます。病気の治療は、もっとも緊急のものですが、それ以外にも「質、鮮度、タイミング」を注意することがあります。

たとえば「乳質」。体細胞が悪くなったとき、バルク全体でいつから悪くなったのか、それがどの牛で起こっているのか、その悪くなった原因はどこなのか、ミルカーの問題か搾り方の問題かエサのカビや硝酸の問題か、それを誰がいつどのようにチェックして、誰がいつから対応するのか。これらのことをしっかり仕組みとして作っていないと、悪くなってしばらくして、「こりゃあ、まずいな!」と思い出してそれから検査に出したりチェックを依頼したりします。

診療所でも、たとえば細菌検査ではなるべく次の日には菌の種類の検査結果をだして、感受性試験は二日後には出して検査結果を治療に生かしなさい、と言われます。

検査しても1週間もあとに「あの細菌は、○○でしたよ。薬は××が効きます」と言っても役にたちません。

「情報の鮮度、タイミング」は管理に関しても同じです。

気温が高くなって食欲が落ちてきたときに、暑さ対策はなにをどのようにするのか、暑さのためにエサの腐敗が早くなって、質が落ちて来ていることや体温が高くなって軽い日射病になっているとき、水の質が悪くなっているとき、刺しバエのために牛が落ち着かず、かたまってしまい牛床が汚れてしまうとき、蹄が長くなって少し蹄病が出始めたとき、肥満の牛ややせ牛が目立ち始めたときなどいろんな牛の管理の部分で「情報の鮮度、タイミング」が重要になります。

人の部分でもそうです。農場のメンバーのだれかが体調が少し悪くなってあるいは人間関係が悪くなって牛の管理に手抜きが出たとき、すぐに対応ができるのか。

農場の中で作業の連携が取れていないと搾乳作業、繁殖管理(発情発見や授精、記録のチェック作業)、畑の作業の手抜きやチェック漏れやミスが起きます。

その時にすばやく対応ができている農場はいいのですが、1~2週間してから対応するような農場では、解決が後手後手になります。
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# by agricoach | 2007-09-17 05:37 | 見える化

従業員の勉強会

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これは私が行っているある農場で、自らが勉強会をしているところがあります。
そこの農場長が、「これは使いやすいかも」と思った
「あたりまえだけど、なかなかできない仕事のルール」という本から
毎日1つの項目 2ページをコピーして、農場のメンバーで
読んで、感想を言って、その感想を紙の裏に書いて、
次の日に気をつけることを考えています。

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これは、事務所の入り口のガラスに貼ってあるメモです。
従業員のその日の気をつけることをメモに書いて貼ってあります。

出入りのたびに目に付いて、非常に効果的です。
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# by agricoach | 2007-09-15 07:11

セミナー2回目 その4

さらに、アイメッセージの問題です。


次の文章をアイメッセージに変えてください。
どんな状況での話かは、自分で設定していいです。
できる問題だけでもいいです。
ひとつの問題に答えはひとつではないので、いくつでもいいです。


第一問

「こんなところにカバンを置きっぱなしにして!どうしてそうなの?自分の部屋に持って行きなさい!」


第二問

「自分でやりたいことがわからないなら、ここに来る必要はないよ。帰ったら!」


第三問

「また失敗した! 何回失敗したらわかるんだ! バカかお前は!」
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# by agricoach | 2007-09-06 22:14

セミナー2回目 その3

伝えるときに、特にだいじになることが
「 I メッセージ」です。

I (アイ=私)メッセージはよく言われていることです。

つまり、
「あなたは、○○すべきだ!」とか
「あなたは、どうだこうだ」とか言うのは 「YOU」メッセージです。

YOUメッセージでは、聞いている人は、
自分が責められてしたり、非難されていると思ってしまいます。
自分を認めてもらっていないように感じます。

アイメッセージとは、
「私は、あなたがそうすることを、○○と思う」 
というように、「私」を主語にして話すのがアイメッセージです。

アイメッセージのポイントは
自分の気持ち、考えを伝え、断定はしない。
自分がそう感じた状況を伝える。
ことです。

それではここで、練習問題です。

次の言葉を アイメッセージに変えてください。

問題1

「汚さないようにしてください」

問題2

「おしゃべりしないようにしてください」

問題3

「黙っていたらわからない。何か言ったらどうだ!」

さて、みなさま

どう答えます。
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# by agricoach | 2007-09-04 23:38

セミナー2回目 その2

「過去と他人は変えられない」という言葉があります。

今回のセミナーの中で、
「過去と他人は変えられないけど、過去と他人を見る自分の意識は変えられる」
という言葉がありました。

意識を変えることで、見方が変わります。
そうすれば、自分の言葉や行動が変わると言うことです。

「なになにしなければいけない」とか
「なになにでありべきだ」とかの意識が
自分自身を縛ったり、他の人に対して悪い感情をもったりするからです。

「プラス思考で」ということも、いろんな講座やビジネス関係でも言われることです。
ところがなかなかそれができないのは、「自分自身の意識」が変わってないからです。



今回の実習の「伝えるスキル」のなかでメラビアンの理論がありました。
コミュニケーションでは、言葉は7%、声の大きさトーン(耳)が38%、
表情しぐさ(目)が55%というやつです。

改めて聴いて、なるほどと思いました。

ビジネスでも個人でもメールでのやり取りは、
「相手に誤解を与えるので書き方に気をつけなさい」
とよく言われます。

確かに、文字だけを読んだりしても
相手の気持ちがよくわかりません。

怒っているのか、少し不満に思っているのか、まったく気にしていないのか
どうでもいいと思っているのか、半分ジョークのつもりで言っているのか
などの感情は伝わりにくいと思います。

そのために、自分で悪いように解釈して、
関係がギクシャクすることも多々あるようです。


相手からメールの返事がこなかっただけで
「怒っている」と思い
気まずくなることもあります。


なるほど、コミュニケーションでの「言葉」は7%なんだ!
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# by agricoach | 2007-09-03 06:07

セミナー2回目

先日、コミュニケーションセミナーの2回目を受けました。

今回のテーマは、「伝える技術」

話をすることのベースにあるのは、その人の考え方です。
まず、「OKグラム」で「基本的人生態度」を知る実習をしました。

これは、40個の質問に答えて、その答えから
「他人に対してOKと感じている度合い」と
「自分に対してOKと感じている度合い」を数字化します。

それを、紙のうえのグラフに書き落として、自分の考え方の位置が
どこにあるのかを調べました。

ある物事は起きて、あるいは話をするとき
個人の考え方や価値観が感情を左右させて
それが行動や、発言になります。

この考え方が自分自身を不自由にさせている原因です。

たとえば、
自分より他人の要求を満足させるべきだ。
人の要求を断るべきではない。
断ることは傷つけることだ。
人には親切にすべきだ、人には認められるべきだ。
よい人間素直な人間であるべきだ。
人の期待を裏切ってはいけない、人を喜ばせるべきだ。
協力はなにより大事だ。
人に迷惑をかけてはいけない。

自分の人生の役割に捕らえられる思い込みには、

役職者なら、誰から見てもそれらしく見えるように振舞うべきだ。
役職者なら重要な人たちから絶対に認められなければならない。
女性は献身的であるべきで、怒ってはいけない。
主婦なら夫や子供の世話はすべて自分の責任だ。
母親ならどんなに身体の具合が悪くても子供の面倒を見るべきだ。
妻として夫に従順であるべきだ。
父親は偉くなくてはいけない。
父親には他の家族が絶対服従すべきだ。
父親の意見なくして何も決定してはいけない。
夫として強くたくましく生きなければいけない。


これらの思いや考え方が自分を不自由にしています。
これが、自己表現として
「攻撃的」な自己表現になって出てきたり
「非主張的」な自己表現になってきたり
「アサーティブ」(自他尊重)ば自己表現になってきます。


                                つづく
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# by agricoach | 2007-09-02 06:36

”顧客の声”

アイスクリームやチーズなどの乳製品を加工している農場では、文字通り「”顧客の声”は間違いなく経営にとって最も重要な”資産”のひとつ」です。


[味が薄い]とか「風味がない」とか「汚れた農場の牛の乳は飲みたくない」などの消費者の声は、今からの乳製品あるいは農場のなにを変えなければいけないかの、貴重な情報なのです。

会社では、顧客の声をお金を出してでも集めようとしています。顧客の不満や提案にいかに答えることができるかどうかが、会社が生き残れるかどうかの分かれ道だからです。

その点についてほとんどの農場では、その“声”に耳を貸してはいません。「そんなの無理だ」とか「文句を言うな」とかの一言で、それ以上どうするかなどの対応はしていません。

農業分野にありがちなのが、「うちの製品の品質は絶対に間違いがない。これで売れなければ消費者が悪い」という思い込みです。ある蕎麦の生産農場のことです。

100%純のそばを作っています。「これだけのそばは日本中どこにいってもない」という自負はあるのですが、売れないそうです。

消費者の声をよく聞くと、包装が大きすぎて、家族用には不向きであったり、純すぎて硬く、子供に食べさせにくかったり、使った調理器具の掃除が大変だったりしたそうです。

そこで生産農場は改良を何回も加え、試作品を消費者にモニターしてもらい、さらに改良して商品化して売れ出したそうです。

一般の食品会社では当然に行われるこのような工程を、普通の農場ではしません。

何回も試行錯誤を繰り返して、作り直して消費者の声を聞いて、という工程を経ることができればいい品質の売れる商品ができます。
つまり付加価値が付いた、少々高くても買いたいと消費者が思う商品になります。
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# by agricoach | 2007-08-19 17:14 | 見える化

農場のメンバーの声

「”顧客の声”は間違いなく経営にとって最も重要な”資産”のひとつ」

乳製品を加工していない農場では、顧客というのは直接いませんので、「農場のメンバー」に置き換えてみましょう。

メンバーの声は間違いなく経営にとって最も重要な資産のひとつです。メンバーの声というのは、農場内に起こるいろんな状況に対する不満とか提案とかです。

農場長(家族でやっている農場では父ちゃん)にとって従業員(息子や母ちゃん)の不満は聞きたくありません。

「仕事がきつい」とか「休みが欲しい」とか「もっと楽な管理がしたい」とか「病気が出ないようにすれば仕事が楽になる」とかの不満とか提案は農場にとって貴重な情報です。

「どうすれば休みが取れるようになるのか」をすごく考えて数年間対応すれば、きっとできるようになります。パートを入れるとか従業員を雇うとかヘルパーを入れるとか、もっと作業を効率化して短い時間で済ませられるように計画するとか、いろんな方法と対策が考えられます。

このように考えると、従業員の不満や提案というのは貴重な資源になるんです。
いろんな不満を解消できた農場ほど、理想的な農場に近づきます。

だから、「不満」は大事なものなんです。

「不満」を言ってくれる相手は、自分にとって貴重なことを言ってくれているのです。
「不満を言ってくれる相手」はこれから大事にしましょう。
「不満を言ってくれて、ありがとう」と言わなければいけまさん。

けっして、頭ごなしに「うるさい!バカ野郎!」なんて言わないでください。
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# by agricoach | 2007-08-18 21:25 | 見える化

コストパフォーマンスの四天王:メモの技術

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「メモ」「日誌」「ミーティング」「整理整頓」が農場内のコストパフォーマンスの四天王です。

この「コストパフォーマンス四天王」の経済効果は、古いトラクターを新しくしたくらいの効果があります。トラクターを新しくするには数百万円かかりますが、「四天王」を利用するには数百円です。

付箋やメモ帳は100円ショップに行っても手に入ります。

メモはなぜ必要なのでしょう?

「“頭の中には3個まで”の法則」というのがあると私は思っています。頭の働きのいい人は、いっぱい入りますが普通の人は、何かをしながら考えられるのは3つまでです。
たとえば農場で作業しながら何かを考えていたとしましょう。

「今日帰ったらあのテレビを見よう!」と
「帰り道にあのお菓子屋でケーキを買って帰ろう!」と思っていると、あとひとつです。

そこで「何号の牛が発情だから、授精師に連絡しなくてはいけない」ということを覚えておくと、頭にはもう3つになり頭に入りません。
農場の作業のとき「ミルカーの調子が悪いので、点検を頼もう」と思っていても、事務所に帰ったら授精師への連絡は覚えていますが、ミルカーの点検のことは忘れています。

私なんかもこんなことは日常茶飯事です。

それを解決するのが「メモ」です。

専門用語で、「外部記憶装置」といいます。仕事の途中に何かを思いついたらすぐにメモをする。

これはメモ帳でもいいし、付箋でもいいし、ICレコーダーでも携帯電話の録音機能でもいいです。

車の運転中にも思いついたときはすぐにメモします。運転中に私が使うのはICレコーダーです。

車の停車中には付箋も使います。付箋をメモの代わりに利用しています。
仕事中に思いついた事や、忘れたらいけないことなどを付箋に書いて、車の中に貼っておきます。

これは、思い付いた事の「見える化」です。
次にやる仕事や忘れてはいけない事、仕事中に思いついたことなど、「見える」ようにしておくには、最適な道具です。

なにしろ、「安い!」。100円で売っています。これほどコストパフォーマンスがいい道具は、農場にはありません。
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# by agricoach | 2007-08-17 06:32 | 見える化

見える化2


たとえば乳検成績。毎月それぞれの牛の乳量、乳質、年間の個体乳量など有効な情報が載っています。農場のある人だけは、大まかに知っているのですが、他の人は知りません。

だからどの牛を次に淘汰するとか、バルクの体細胞が高い原因はどの牛かなどのことをメンバー全員が知ってなくて、対応も徹底できません。

農場の中で見ていく主な数字としては乳検情報、繁殖情報、経理です。いろんな技術情報誌でその読み方、対応のしかたは紹介されています。

みんなで「見る」ための仕組みは、まず、ミーティングから。その中で、どの数字をどう直していくのか、そのためには誰が何をするのか。
それを毎週確認することで、農場の進み具合は違ったものになります。

遠藤功氏の本「見える化」は農場でも利用できる有効な話がいっぱい出ています。
「現場が混乱するほど情報やデータが氾濫してしまうような”見える化”はだめである。」

乳検情報には数字がいっぱい載っています。あれだけ数字があれば見る気がしなくなるのは私だけではないでしょう。最低限農場で見るべき情報はなんでしょうか?

毎月の出て行くお金と入ってくるお金。毎日の乳量。バルクの体細胞数。毎週の受精率と受胎率。これだけは農場の事務所の目に付くところのボードに大きな字で書くべきです。

もし、あなたの農場で「見える化」をどうするかと考えたとき、農場では何がどの程度のタイミングで見えていなければいけないのでしょう。
そして、現状はどの程度見えていて、見えていないものは何か、もっと見るべきものはなにか、そういったことを洗い出すのが見える化の第一歩です。

「農場の状況の見える化」とは、生産物の状況(乳量、乳質、体細胞、子牛など)牛の状況(病気、繁殖状態、BCSなど)お金の状況、いくら入って、いくら出て行くのか、物の状況(畑の状態、自給粗飼料の状態、機械、ミルカー、トラクター、ミキサーなどの状態)人の状況。不満はないのか、どんな不満を持っているのか。

農場の経営の考え方。頭数を増やして量でいくのか頭数は増やさずに質を高めて、あるいはアイスクリームやチーズなどに加工して付加価値を高めていくのか、安全を高めて付加価値を付けていくのか、地域の教育の場として農場を提供するのかなどの将来の計画とその進捗状況が見えているか。


次に「お客さんの見える化」。
もし、あなたの農場がアイスクリームなどの乳製品加工をしているなら、市場や顧客の動向や希望、商品やサービスに対する反応、満足度が見えていなければいけません。

たとえば、お客さんの感想で「最近、牛乳の味が少しおかしい」とか「最近、アイスクリームの味が薄くなった」とか「あまりおいしくないから他のお店で買おう」などの情報が見えていなければいけません。

それと同時に、お客さんの側からも農場や乳製品が見えるようになければいけません。つまり、農場の牛がどんなものを食べて、どう管理さて、どのように加工されて、品質はどうなどということがお客さんに見えなければいけません。
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# by agricoach | 2007-08-14 06:08 | 見える化

見える化


遠藤功氏の書いた「見える化」という本があります。
これは多くの会社でも注目された本で、会社内の問題を解決するために「見える化」というキーワードを使って解説したものです。これは農場でも、まったく同じように使えるやりかたです。

「組織の問題を見える化する。見えない課題(ゴミ)は処理できない。失敗や事故、クレームなどの悪い情報は見えるようにしたくないのが人間。一部の人間が「見える化」を実行しても、本気で見ていない人がいたら意味がない。

「見える化」の実現には、「見せよう」「見よう」という意思を持った人つくりが不可欠。
問題の解決が人によって違っていたら、解決に向かって知恵を出し合うことができない。
組織の全員が共通認識を持つことが真の「見える化」の目的です。」

これは遠藤功氏の言う「見える化」です。農場内の「見える化」をいかにするか。

「見える化」するための必要なチェック項目は、事務所のレイアウトは、農場のメンバーの体制は、など「見える化」という観点から農場内を整理する必要があります。
農場内ではいろんなデータ、繁殖、乳質、経費などの数字が出ているのですが遠藤氏の言うように「一部の人間が「見える化」を実行しても、本気で見ていない人がいたら意味がない。」これが農場に実態ではないでしょうか。

たとえば、お金の動き。農場の財布のヒモを握っているのは多くの農場では、ばあちゃんか、かあちゃんです。エサ代がどうなっているか、乳代がどうなっているか、毎月の経費がどうなっているか、機械の購入費や修理代はいくらか、農協の通帳にいくら残っているかは財布のヒモを握っている人は知っているのだけど、他のメンバーは知りません。

よくある話ですが、お父ちゃんは機械が好きで新しい物が出るとすぐに欲しくなります。
ところがお金のことを考えていないので、あとで経理担当者は苦労します。
また、農場外のつきあいでよく出方があります。地区の集まり、消防団、酪農組合、SAP、PTAなどの集まりで飲み会があると2次会3次会といくらでもお金を使ってしまいます。農場の交際費というのもバカになりません。年間を通すとかなりの額になります。でも経理を担当していないとこれはわかりません。農場としてお金が足りない、経営が危ないと言っても、経理をやってないメンバーには危機感がありません。
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# by agricoach | 2007-08-12 21:04 | 見える化

理念って、なんのこっちゃ


「自分でも飲みたい牛乳、子供や孫にも飲ませたい牛乳をつくることを最優先する」という理念を持った農場はどうでしょう。

自分の孫にも飲ませられる牛乳を作るためには、乳質をどうやって高くするかを考えるはずです。

抗生物質が入ってしまったり、乳房炎の乳が混じったり、体細胞基準がどうにかぎりぎりにクリアするような乳では、孫に飲ませられません。

つまりは「健康な牛から搾る」ことになります。
ところが農場に行くと「健康」な牛が少ないのが現状です。
乳房炎の牛、種がつかない牛、太った牛、やせすぎた牛、蹄が痛い牛、餌食いが落ちている牛、体細胞が15万以上の牛などは「健康」とは言いません。

こんな牛が農場の半分以上を占めているところもめずらしくはありません。

「孫にも飲ませたい牛乳」とは、究極のところ「無殺菌でも飲め、味や臭いもよく、体にいい」牛乳でしょう。
「こんな牛乳を作るんだ!」という理念が徹底した農場では、少々の難儀な作業も手を抜かず、きっちりした質を保って作業ができます。


「地域の人に喜んでもらえる農業、生産物を提供する」という理念を持っている農場はどうでしょう。
多くの酪農場では、乳を搾って乳業会社に売ればそれで仕事は終わりです。
自分の牛乳がどこでどうなって誰が飲むのかなどには、あまり興味がありません。

最近の農業の傾向として、大規模化、企業化して収益をあげるやりかたと、消費者とつながった、たとえば産直店、農家自身が運営する「田舎市場」のような形態が増えています。

野菜などの作物では、それを食べた消費者の声を直接聞くことができます。
「あれ、おいしかっよ!また今度買いに来るからね!」と言われるとうれしいものです。

他の人から喜んでもらえることは、すべての人にとってうれしいことです。それがあると「よし!また、いいものを作ろう!」という気持ちになります。

一方、酪農では、自家で生産加工までやっている農場以外では直接消費者の声を聞くことはありません。
そのため「自分が作っている牛乳は、こんなに人に喜んでもらえている!」と実感できないのです。

一部の酪農場では、アイスクリームやチーズなどを加工して、非常に質の高い商品を作り、消費者に提供して、高い評価を得ている農場もあります。

そんな農場では、「他の人からの喜んでもらえた」ことがすごく大きな力になります。「他の人からの喜んでもらう」ために、難儀な仕事も手を抜かずに質を高くすることができます。

もちろん、今、乳製品を加工してうまくやっている農場も1年や2年でできたのではありません。10年も20年も前から取り組んで今があります。北海道のある農場では、自家産のチーズを作り、国際コンクールで賞を取ったり、東京の一流のレストランのシェフから珍重されるほどの品物を作っています。

「地域の人に喜んでもらえる牛乳、乳製品を提供する」「おいしいと言って喜んでくれる笑顔を作る」という理念があれば何年かかっても地道な努力と行動で達成することができます。
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# by agricoach | 2007-08-10 14:06

「理念の徹底」? なんのこっちゃ?

「理念を徹底させなければ、いい運営はできない」と言われます。でも、理念を徹底している農場は、残念ことに、少ないのが現状です。

「”理念” なんてそんなのもがあっても、農場がよくなるの?」とか「”理念” なんぞ、屁の役にも立たない!」とか「”理念” じゃ食えない!」とかの声が聞こえてきそうです。

酪農場での、理念とはなんでしょうか?農場によって、違ってくるでしょうが、たとえば、「徹底的に、牛のためになることを優先する」とか「自分でも飲みたい牛乳、子供や孫にも飲ませたい牛乳をつくることを最優先する」とか「地域の人に喜んでもらえる農業、生産物を提供する」などでしょう。

「牛のためになることを優先する」という理念があれば、とにかく、牛にとってストレスになることを、いかに取ってやってきれいで、乾燥して、空気がよく、ゆっくりした環境を作れるかに作業の中心を置きます。

牛のとって悪いこと、質の悪いエサ、牛の荒い取り扱い、痛み、ミルカーの不備、搾乳手順の不備、群のストレス、硬くてきたない寝床、牛舎の暑さ寒さ、臭いなど農場にいっぱいあるストレス要因を、どれだけ取り除けるのか。

どんな、会社でも仕事では多くの問題や壁にあたります。毎日の仕事は、ある面単調な繰り返しで、地道な部分もあります。うまくいかないと、諦めたり、適当にやったりしてしまいます。すると、会社の成績は全くよくなりません。

そこで登場してくるのが、「理念」 なんです。しっかりした理念がなければ、難儀な仕事や壁に向かっていくエネルギーが出ないのです。牛の寝床をきれいに乾燥させるなどという、めんどうな仕事を、根気よく続けていくのは、大変な労力と精神力がいります。

それができないと、「根性がないから」 とか 「性格だからしょうがない」 とか言って、自分の限界を超えられません。

それが、そのまま牛の成績になってきています。何年たっても、何十年たっても、同じことを繰り返してしまいます。
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# by agricoach | 2007-08-10 04:38

韓国からの学生

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先日、韓国からの留学生が来ました。
これは「からいも交流」という民間の国際交流をするグループの行事でした。
都城近郊では、中島さんという酪農家が中心となり活動しています。

今回は、韓国から数名の学生が来まして、1軒にひとりずつ2週間のホームステイをしました。

その期間の間に、中島牧場の広場で「からいも祭り」をしました。

バンド演奏やカラオケ、韓国の学生の歌、ひょっとこ踊り、ハワイヤンの踊りなどの出し物があり、焼肉、焼きそば、そうめん流しなどで楽しみました。

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一番こどもたちに人気があったのが、小鹿です。
こどもがまわりに寄ってきて、ひっぱたり抱っこしたり、触ったりで
大人気でした。
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# by agricoach | 2007-08-09 06:00

聴くこと

27日の都城でのコミュニケーションセミナーで教わった「聴く」ということは
改めて勉強になりました。

すべての人のほとんどの会話が、自分の側からの発言だということです。

相手が何か言ったときも、自分の考えや感じ方、アドバイスなどを言ってしまいます。

たとえば、相手が何か失敗して落ち込んでいるときは、「気にせんでいいよ!」と
なぐさめます。

これは自分の側からの発言で、そんなことは気にしなくていいよ、次に頑張ればいいじゃないのという自分の気持ちを言っています。

相手が怒ったときも、悲しんだときも、喜んだときもなど、
相手をなぐさめたり、ほめたり、アドバイスしたり、提案したり、祝福したり。
これは、自分の感情や考えを言っています。

「相手の世界で共感する」ことの大切さが「聴く」の基本なんですね。

いくら「聴くスキル」
たとえば、相手の目を見る、うなずく、相槌をうつ、姿勢を正しく、表情をにこやかになどの
聴くスキルを勉強しても、
まず「相手の世界で共感する」「質問の前に相手を受け止める」
ことができなければ、いけないことを今回のセミナーで知りました。

これは、前から理屈としては知っていたのですが
具体的にはどうゆうことかを理解していませんでした。

農場に行って農家が
「仕事の休みがなくて、疲れる。集中力が無い時に失敗をしてうまくいかない」
「牛の調子が悪く気分が落ち込む」
「家族がうまくいかないと、仕事が面白くない」
「父親はいつも細かいところまで命令するのが嫌だ」
などと話が出たとき、
今までなら、アドバイスをしたり、なだめたり、励ましたり
他の農場の例をだしたりして、どうにか元気になってもらおうとしていました。

でもその前に、相手を受け止めることが必要なんですね。
これから気をつけます。
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# by agricoach | 2007-07-30 06:34

セミナーはしご

27日は、セミナーをはしごしました。

昼間は、鹿児島で門平先生のセミナー。
夜は、都城でコミュニケーションセミナーを受けました。

コミュニケーションセミナーは都城市主催で無料でありました。
講師は、宮崎の黒木陽子氏で、今回は「聴く」がテーマでした。

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今回のセミナーで一番ためになったことは
聴くときに、「相手の感情をだいじにする」ことでした。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

相手の気持ちを注意深く聴き取り、それを伝え返すことで、相手の内面の世界をこちらが理解していることを示します。

方法
1:相手が言葉で表現している気持ちを注意して聴く。
2:相手が明確に気づいていない気持ちも感じ取るようにする。
3:相手の態度や表情および声の調子などにも注意する。
4:感じ取った相手の気持ちを出来るだけ自分の言葉で明確に、簡潔に伝え返す。
5:自分が理解したとおりでよいかを、相手に確認する気持ちで伝え返す。

                               セミナー資料より
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ついつい、相手の話を聴くと、その次に自分の考えや感じやアドバイスを言ってしまいます。
質問する前に相手の気持ちを受け止めて、相手に「理解してもらえているんだ」という気持ちを持ってもらった後に、質問をしなければ、相手は自分が責められているように感じます。

私もついつい自分の考えから発言をしていました。

ここでセミナーで出た練習問題です。

次の文章を読んで、その気持ちを伝え返す応答を書いてください。

1:課長にはうんざりです。細かいところまでいちいち命令するのです。

2:今回の資格試験は絶対合格だと頑張ったのにだめでした。ほんとにがっくりです。

3:今の職場ではうまく友人ができなくてね、昼休みいつも一人なんだ。

以上の3つの言葉にあなたは何と言いますか?

答えは、コメントに書いてください。
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# by agricoach | 2007-07-27 22:40

疫学講義

27日は、鹿児島で平成19年度家畜共済獣医師研修会がありまして、
帯広畜産大学の門平先生の講義と実習がありました。

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午前中は、疫学の講義で午後は、ワークショップでした。

始まる前に門平先生は、参加者の年齢が高いと、コミュニケーションが不得手なので
グループ活動をしても、どうなるかと心配されていましたが、
参加した獣医師は、予想外に若く、グループ活動も、まあまあの盛り上がりでした。

ワークショップは、KJ法で問題をどうやって解決するかという定番のものでしたが、
若い獣医師は今までやったことがなかったようで、この手法があることは役に立ったと思いました。
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# by agricoach | 2007-07-27 22:08

繁殖実習

先日、O牧場で第4回目の勉強会をしました。
今回は、ト場より子宮と卵巣が20頭分手に入り、
それを使って、実習をしました。

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現物を見て、直検の練習や受精の練習をするのが一番効果があります。
子宮と卵巣を黒いビニール袋に入れて、直接目で見ないで触診することをして
その後に目で見て、自分の記録したことと違うかあっているかを確認しました。

中を開いて、頸管や子宮の構造を見ることで、より理解ができたと思います。

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繁殖の実習には屠場の材料を使うことは、一番のお勧めです。
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# by agricoach | 2007-07-24 06:26

NDK千葉の会

NDK(農場どないすんねん研究会)の勉強会が千葉でありました。

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名古屋の南山大学の先生による「コミュニケーション学講義」でした。
理論と実習を交互にやって、みんな新鮮な理論を勉強しました。

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農場でのワークショップの実例を、わかりやすくメンバーどうして披露して
お互いに使える技術を勉強しました。

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夜は、飲み方をしながらグループごとに
「動かない農家を動かすには」というテーマで劇をつくり演じました。
役者が多く、非常に盛り上がりました。
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# by agricoach | 2007-07-17 22:51


メールはkagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


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