臍クリップ 再

以前に100円ショップの臍用クリップを紹介しましたが、
また、いいのがありました。
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100本入りで300円くらい(以前に膣脱の時の陰門縫合用に買っていたものです。長さや太さは数種類あります。太いのはもう少し値段が高いです)
ハンズマン(ホームセンター)の1階奥の電気用品売り場にある結束バンドです。
クリップは親牛が子牛のヘソを舐めたりすると、取れることがありますが結束バンドは取れにくいです。
臍帯の中の血液を絞り出してから、結束バンドを付けて、
バンドを絞ってから5cmほど残してカットすればいいです。



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# by agricoach | 2018-08-20 06:34 | 技術

トヨタ流成功ノート 若松義人著より

トヨタ流成功ノート 若松義人著より

@「人はミスをするのが前提。人を責めてもミスはなくならない。システムにミスを防がせよう。人を変えるより環境を変えるのが簡単」

どの会社でもそうですが、人を変えるのは、なかなかできません。ミスも出ることがあります。仕組みを考えてミスをなくすようにする方が、人を変えるより簡単にできるということです。

農場で起こるミスの一つが発情発見です。「発情を見つけよう!」といいても見逃しがあります。発情は夜に多く出ます。ミスを減らす仕組みの例が、発情発見のための歩数計や行動量計です。システムは他にマニュアルがあります。「きれいに掃除をしよう!」とかの標語では効果がありません。

どこがどのように汚れたら掃除をするのか、何日間隔でするのか、自分たちで出来なければ外注するのか、担当任せでなく、みんなでローテしながら作業をするのか、社員が休みで引き継ぎの時のノートの書式、項目は何を書くのかなど、確認すべき細かいシステムはいっぱいあります。

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# by agricoach | 2018-08-17 20:19 | 運営

「トヨタ流成功ノート」


「トヨタ流成功ノート」という本があります。
トヨタは「人つくり」や「トヨタ式カイゼン」「5S」などで会社を作り上げたことが知られています。
その本に書かれていることを少し要約します。

@「モノをつくる前に人間をつくれ」
「人」「物」「金」のうち一番大事なものは「人」です。「人」が良くなければ、いい「物」は生まれない。

@「日々改善、日々実践にまず着手することが大切だ。ごく当たり前のことを、何度も、角度を変えてくり返していく。やや泥臭く思えるかもしれない。しかし、本当の強さ、深い知恵は、当たり前のことを当たり前に、徹底的につづけることで自分のものになる。」
これは農場にも全く同じです。きれいな掃除、哺乳瓶の消毒、寝床の管理、質のいいエサを食べさせる。など当たり前のことをあたり前にやるのは、実際は非常に難しいことです。

@「忙しさに価値はない。無駄を減らせば力が増大する。」
農場の仕事は、忙しいです。気が付けば夕方になっています。しかし、時間の使い方や作業の流れ、道具の配置、人の動線、機械の動線(動線というのは、動いていく道順のことで、無駄に行ったり来たりしていないか)などの無駄がないのか。時間の使い方も、スキマ時間をほかの事に使えないのか。
実際の農場の仕事の中では、もっと無駄を省けるところがあるはずです。

@「頑張ること」は問題解決ではない。「どうすれば楽にできるか」がカイゼン。小さな不便に大きなヒントがある」
農場の中に小さな不便はいっぱいあります。それをヒントに、どうすれば楽にできるのかを、みんなで考え、みんなでアイデアを出していくと、面白いことがいっぱい出てきます。一人で考えてもタカが知れています。「3人寄れば文殊の知恵」って言葉の通りです。経営者や場長は、みんなのアイデアを引き出すのが仕事です。

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# by agricoach | 2018-08-03 05:40 | 運営

暑くて牛がボヤいています。

暑い夏になりました。
牛がボヤいています。
(なんでか、桂文枝さん風に関西弁でボヤいています)
「また、今年も暑いっちゅうねん」
「自分ばかりクーラーの効いた部屋におるなっちゅうねん」
「こんな熱い時期に種を付けられても、留まる訳がないっちゅうねん」


予報でも連日35度くらいになりそうです。
毎年のことですが、気温が25度を超えると暑さのため食いが落ちます。
蒸し暑い午後になると多くの牛が呼吸の時に体が揺れています。
体温は40度近くになっています。特に午後は朝よりも体温が上がります。
一日中扇風機を最大に回してください。
牛舎の屋根の散水も効果があります。水を撒きながら、軒から下げた寒冷紗に伝わって水が落ちてくると
気化熱で牛舎内が冷えます。2~3度の温度差になります。
牛舎の屋根に石灰乳を塗るのも効果がありますが、作業が危険という問題と1~2年はいいのですが
何年ももたないのが問題です。
手っ取り早いのは、シャワーや氷風船を使って冷やしてやってください。
一番いいのは、繋ぎ牛舎なら数頭分のシャワーができる床をつくり
お産後の牛や調子の悪い牛、体温が高い牛を移動して
毎日数時間シャワーをしてやることです。
体が濡れると後は、チョロチョロをシャワーがかかればいいです。
風も当てると気化熱で効果が良くなります。

最近、氷風船を使ってみると、なかなかよさそうです。
手が冷たくなるくらいに冷えますし、シャワーなら牛床が濡れて管理が問題ですが
氷風船はその問題がありません。
ただ、1回ではすぐに溶けますので、2本なり3本を時間を空けて入れてください。
直腸の真下に子宮と卵巣がありますので、真夏の受胎にはよさそうです。
ある農場では10本以上冷凍庫に常備しています。
子牛用にも太さ2~3cm長さ20cmくらいのを準備しておいてください。
熱中症がらみの高体温では、注射が効きません。
扇風機、水浴び、氷風船のセットが基本です。

毎年のことですが、暑さ対策で出来ることは何でもしてやるのが
牛の職場環境をよくします。

牛がまたボヤいています。
「尻の穴に氷を入れるなちゅうねん」
「尻の穴が冷たいっちゅうねん」
「でも気持ちがいいっちゅうねん」
「癖になりそうっちゅうねん」
「どうせなら毎日してくれっちゅうねん」

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# by agricoach | 2018-07-16 05:11 | 技術

早く失敗する

IT関係の会社は、今の時代最先端と言われています。先日のビジネスの番組で、IT業界は外から見るといいように見えるけど、変化が早く、次から次に新しい商品を開発しなければ生き残っていけないと。


いろんなものを考えても、それがうまくいくかどうか、やってみなければわからない。


現実はうまくいかないものが多くて、いいものはごく一部である。いいものを見つけるには、とにかく失敗を早くすること。

人が半年かかって失敗すること3日で失敗すれば、次のことに取り掛かれる。


いかに早く失敗して次のいいものを見つけられるかが、IT業界で生き残れるかどうかの分かれ目である。


一方、農業では昔からのやり方でずっとやっています。

新しい技術や情報をセミナーなどで聞いても、実行するところはごく一部です。


IT業界の社長のように、どんどん試してみて、早く失敗して、うまくいかないなら他の方法を試みて、いい管理法を探していくことは農業にも非常に参考になります。


「失敗してもかまわない!次を挑戦していいやり方をみつければいい!!」

この姿勢は、すごく大事なことだと思います。


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# by agricoach | 2018-06-24 14:16 | 運営

皮膚のブツブツ


今、子牛にブツブツが出やすい時期です。


セリ前の子牛で首の横に、蚊に食われたようなブツブツができます。手の平で触ると少し尖がった3~5mmのブツブツが数十個か数百個できています。これはヒゼンダニという皮膚の寄生虫です。


飼料疹だとか蚊負けだとか言う人もいますが違います。飼料疹の場合は、すこし大きなブツブツで皮膚が厚くなり、波打った感じです。手の平で触っても尖っていません。


寄生虫の場合は、アイボメックかイベルメクチンが効きます。どちらも同じ薬です。商品名が違うだけです。


背中に塗ると治りますが、きれいになるまで1か月かかりますので、セリまでに間に合わないこともあります。そのため、生後5か月以降になったら、1か月に1回くらいは、首の横の皮膚を触ってブツブツがないかを確認してください。


なお、アイボメックを塗る時期ですが、生後2週間くらいででコクシ予防薬(バイコックスやコクシトール)を飲ませる時に、同時に1回。離乳の時に1回は塗ってください。セリ前の子牛に出るようなら7か月くらいでもう一回塗ってください。


アイボメックの過去の試験で、塗った子牛と塗ってない子牛はセリの時に5~10㎏の体重差があり、5㎏体重が違うとセリ値は2~3万円は違いますので、薬代はかかりますが、それ以上の利益は出ます。


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# by agricoach | 2018-06-11 05:57 | 技術

大谷選手の「書く能力」

朝日新聞に大谷選手の「書く能力」が書かれていました。
毎日、反省や課題を言葉に書き落とすことで頭に定着させる習慣をつけていることが、身体能力にプラスして思考力や向上心などの能力につながっているということです。

オープン戦では、投球も打撃もだめだったのに開幕すると対応できたのは、「考える力」だと言われています。
やることや考えていることを書き出すことができると、実行可能性が非常に高くなります。
中学の陸上選手を10名以上日本一にした原田式目標達成方法も、文字に書き出してやる事を整理し、できる状態、できない状態を自分で知り、目標を達成する方法です。

農場でも個人のことでも、やらなければいけないことや、やった方がいいと思っていることがいっぱいあります。
いろんなことが頭の中で、浮かんでは消え、ぐるぐる回って、深くなりません。
「文字に書き出すと考えが深化する」と言われます。書き出した文字を見ながら考えると、さらに考えが深くなります。頭の中を地図のように書き出すマッピングは、お金がかからずコストパフォーマンスは最高です。

ところが、実際は、なかなかできてないのが現実です。
毎日書き出して、できたことは毎日消す。

天才は、書き出さなくても頭の中で行動を整理できるので必要がありませんが、99.9%の庶民は書けないと、ほとんど無理です。
ただこれだけができるかできないかが、実行可能性に大きくかかわります。
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# by agricoach | 2018-05-31 06:15 | 運営

哺乳瓶の穴

哺乳瓶の穴が小さいと子牛が大きくなるし誤嚥性肺炎がなくなる

北海道のトータルマネジメントサービスという獣医の診療所の情報誌から。

「へ~! こんなことがあるんだ!! 初めて聞いた!!」と思ったことです。

「ミルクは子牛に泡を噴かせながら飲ませなさい」

哺乳瓶の穴が小さいと子牛の発育がいいということです。

哺乳瓶の穴が小さいと、ミルクを飲む時に時間がかかります。一生懸命に吸う時に唾液が出ます。唾液がいっぱい出ると口の周りに泡がでます。


唾液の中には、ミルクの脂肪の消化酵素が入っています。それにパロチンという成長ホルモンも入っています。

唾液をいっぱい出すには、穴の小さい哺乳瓶で飲ますことです。バケツ哺乳では一気に飲んでしまい唾液が出る時間が短くなります。


穴の小さい哺乳瓶とは、ビンをひっくり返してミルクが出ない状態のことです。

添付のグラフは、古い試験ですが、バケツで飲ませると体重が1kg増えるのに15リットル必要なのに、1秒に3.6mlしか出ない哺乳瓶では6リットルで体重が1kg増えるという試験です。つまり、同じミルクの量なら、ゆっくり飲んだ方が体重が2倍くらい増えるということです。

1秒に3.6mlというのは、2リットルを10分くらいで飲むスピードです。

また、飲んだ後も子牛はもっと飲みたくて、バタバタとします。この時、哺乳瓶を吸わせておくと唾液が出ます。

哺乳瓶のゴムが劣化して穴が大きくなると、ミルクが一気に流れ出て誤嚥性肺炎の危険が高まります。

肺炎になると、子牛の発育が悪くなり、最悪の場合死亡します。セリに出しても二束三文です。

ミルクの入った哺乳瓶をひっくり返してミルクが、ダラダラと出るようなら穴が大きくなっています。

また、バケツ哺乳などはミルクが第1胃に流れ込んで、「第1胃腐敗症」という病気になりやすいです。


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# by agricoach | 2018-05-16 05:01 | 技術

目に見えることをコントロールする

「目に見えることをコントロールする」

ある農場経営者の言葉に「目に見えることを確実にコントロールする。目に見えることさえコントロールできなくて、目に見えないことがコントロールできる訳がない。」という話がありました。

農場では目に見えることと目に見えないことがあります。
牛の汚れ、エサを食べに来ない、寝床の汚れ、壊れた牛舎の設備、乳房炎のブツ、太りすぎた牛、足が痛い牛、小さな子牛、下痢、散らかった事務所、整理整頓できていない農場内などいろんなことが見えます。

一方で眼に見えないことはもっとあります。
牛の調子が悪いや農場の問題点は、氷山の一角に例えられます。
海面の上に見える部分は少しです。海面の下にもっと大きな部分があります。

農場で見えにくいこととして、他の農場と比較した病気の発生状況、一応元気に見えるけど少し調子が悪い牛、子牛の発育具合、発情、農場の将来像、今週今月今年の予定、メンバーの不満、提案、いいエサを作るための作業手順、エサの出来具合、メンバーの連携、やる気、思いやり、感謝など。
目に見えないことの方が多いし、農場の運営では重要な要素です。

目に見えることも充分にできてない農場も多くあります。

この経営者の言う「目に見えることさえコントロールできなくて、目に見えないことがコントロールできる訳がない。」という言葉は非常に納得させられます。
最低限、まずは目に見えることをコントロールするように、みなさんも注意してみてください。

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# by agricoach | 2018-04-27 05:54 | 運営

計画×実行=成果

計画×実行=成果

ある企業の経営者の話です。

会社の成果は「計画×実行」だということ。

農場経営も同じことがあります。


計画について。

「あれをしなくては」「あそこの修理をしなくては」「お産後の調子が悪いのでエサの見直しをしなくては」などの

やらないといけない事がいろいろと頭の中で巡っています。

頭の中で巡っているけど、計画までできていません。

誰が何をするのか、やることの日時を決めなければ進みません。

計画を立てる大きな要素がミーティングです。みんなでやる事と順番を話し合って、ボードに書き出しておくことです。

実行について

やらなければいけない事は、おおむねわかっています。

毎日の掃除、整理整頓、記録の確認、発情の発見、水槽の掃除、寝床を乾燥させる、産後に毎日体温の測定、故障個所の修理、不足品の注文、ミーティング、打合せ、計画つくりなど。

でも多くの農場で起こっているのが

「分かっているけどできない」か「分かっているけどしない」か「やっても継続しない」か「やっても中途半端」なのです。

それはなぜかというと、「実行する仕組み」が出来てないからです。

「時間がある時にしよう」とか「気づいた人がしよう」とか「あれは自分の担当でないからしない」とかが起こるとできません。


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# by agricoach | 2018-04-14 06:37 | 運営

簡易舗装

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雨が降ると牛舎の周りが、ぬかるんできます。
作業性が悪くなり、エサに土が混ざり、牛の状態が悪くなることにつながります。
そこで、鉄鋼スラグを使った簡易舗装のをした農場の話題です。

製鉄した後に出てくる廃棄物で、鉄鋼スラグがあります。
これを使って簡易舗装をする方法です。

鉄鋼スラグは、鉄が少し残っているので、普通のジャリより重く硬いです。
施工は、普通のジャリを敷くのと同じです。

鉄鋼スラグは大型ダンプ1杯が15000円くらいです。
表土を削って、硬い地面にして、排水を考えて傾斜を付けて排水口と排水管を一部付け
鉄鋼スラグを15cm敷き、水をかけながら、ローラーで締めました。
トラクターが旋回したりして地面が痛みそうなところは、セメントを播いて締めたそうです。

施工した面積は、牛舎の間で変形しているので正確な面積はわかりませんが
おおむね1反あたり40万円ほどですみました。

地面の状況や排水の関係などで、施工の費用が違うと思いますが
アスファルトやセメントに比べると、たぶん半分くらいではないかとのことです。






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# by agricoach | 2018-03-31 06:12 | 農業

先延ばしについての、深い考察

TED(テッド)という番組があります。

世界で注目されている人がプレゼンをやる番組です。

人は誰でも、やらなければいけない事を先延ばしします。

わかっていても、なかなかできないのは、多くの人の悩みです。

ティム・アーバンは有名なブロガーですが、先延ばしについての、深い考察をしています。

要約より

ティム・アーバンは先延ばしが理にかなっていないのは分かっていても、間際になるまで始めない癖をどうすることもできませんでした。この可笑しくも洞察に満ちた講演でアーバンはYouTubeへの耽溺から、Wikipediaの迷路、窓の外を眺めたくなる発作を巡りつつ、自分が本当に先延ばししているものが何なのか真剣に考えるように勧めています時間切れになってしまう前に。」

サイトは下記です。字幕が付いています。

https://www.ted.com/talks/tim_urban_inside_the_mind_of_a_master_procrastinator?language=ja

あらすじは、


期限の付いていることは、パニックモンスターというモンスターが出てくるので、ぎりぎりになってどうにかできますが

期限の付いてないことは、先延ばしにしてしまう。


何でも先延ばししている人の悩みは、自分の人生を自分でコントロールできないことへのフラストレーションです。

人生で大事なものには期限が付いてないものが多くあります。


どんな生き方をしたいのか、自分の人生を自分でコントロールするにはどうすればいいかを考えること、など。


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# by agricoach | 2018-03-23 05:06 | コーチング

肥ると牛は種が付かなくなる理由。

肥ると牛は種が付かなくなる理由。

最近放送されたNHKスペシャルの「人体」でも、出ていましたが。

今までは脳が指令を出して体の中の臓器を動かしていたと考えられていたのが

実は、全身の臓器がそれぞれにメッセージ物質という指令を出して、体を調整していることがわかってきました。

メッセージ物質は、何100種類もあるそうです。

脂肪もいろんなメッセージ物質を出しているそうです。


和牛も乳牛も太ってくると種が付きにくくなります。

特に乳牛では、乳量が減ってきて栄養は足りているのに、嚢腫を繰り返したりして、なかなか種が付きません。

その理由は、牛の体の中で脂肪がレプチンという物質を出しているからだそうです。


レプチンが出ると繁殖に関係するホルモンがおかしくなって、まともな発情がこなくなります。

ホルモン注射で治療しても一時的で、発情が来ても弱い発情しか来ないし、授精しても種が付きません。

和牛も乳牛も半年くらいかけて、やせらせると受胎します。

しかし、人間のダイエットと同じで、実際の農場では、なかなかダイエットできません。


とにかく牛は肥らせないことです。

コストと手間をかけて、エサをいっぱい食わせて牛を太らせるのは、すごい無駄をしています。

乳牛では、過肥の牛はお産後の調子が悪くなり、半分以上の牛が病気になり

エサを食わなくなり、乳が出なくなり、発情が来なくなり、また種が付かなくなります。


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# by agricoach | 2018-03-20 22:05 | 技術

「すぐ行動に移して、人が1カ月かかってする失敗を1日でする」

IT業界は進歩が激しく、儲かればすごいけど、そこで生き残るのは大変だと言われています。
有名なIT企業の経営者の話です。
「すぐ行動に移して、人が1カ月かかってする失敗を1日でする」
失敗したら次の方法を考え行動する。そのサイクルの中で新しくヒットするものが出てくるとのことです。
どんどん失敗してどんどん生み出していくことで進化がおこります。

農場経営でも、獣医師の技術でも同じことです。
いいと言われることに、すぐに取り組んで、やってみてうまくいかなければ、一部修正したり、次の方法を考えたりして進化させていくことです。

来月取り組んでみるのではなく、明日取り組んでみて、うまくいかなければ修正する。
進化論の中でも言われていますが、生き残るのは恐竜のような強いもの大きいものではなくて
小さくても環境に対応して変化したものです。

それは、個人でも会社でも農場でも獣医師でも同じことだと思います。

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# by agricoach | 2018-03-20 06:28 | 運営

経済フロントライン 日本電産の永守社長

先日のNHKの経済フロントラインで日本電産の永守社長の話が出ていました。

永守社長は、業績が悪くなった多くの会社を買収して、ほとんどすべての会社の業績を向上させた方です。
日本の経営者の中でも、トップの実績があります。

永守イズムと言われるものは。
@情熱、熱意、執念
@すぐやる、必ずやる、できるまでやる
@知的ハードワーキングです。

@情熱、熱意、執念(IQよりEQ)学校の勉強ができた、できなかったより、会社に入ると情熱や意欲が学歴より1000倍大事な要素だといいます。
事者意識を高める。現場からコスト削減などの提案が次々と上がってくるような仕組みつくりをする。
経営者が、その仕組みつくりをやらなければいけない。


@すぐやる、必ずやる、できるまでやる農場にも当てはまります。

経営者や場長は、やらなければということは、薄々わかっています。
毎日のちょっとした悩みや気にかかっている事はいっぱいあるはずです。
農場のかたづけ、事務所の整理、成績の整理と問題把握、壊れた部品の修理、牛の健康確認の徹底、従業員の勉強ミーティング、社員の能力向上などなど。書き出したら切りがないくらいに、いっぱいあります。

それを「すぐやる」ことです。みんなの社員が「すぐやる」ことができれば、どんどん農場は変わります。


@知的ハードワーキング
経営者でも場長でも社員でも、頭で考える習慣が要ります。

多くの人が、作業をすることに慣れています。毎日同じことは考えなくてもスムーズにできるから楽です。
言われたことしかしない。
自分でどうすればいいかを考えないのは、ただの作業員です。
どうすれば良くなるのか、どうすれば簡単にできるのか、どうすればミスが少なくなるのか、どうすればコストが下がるのか、どうすれば社員のレベルを上がられるのか、どうすれば「やらなければいけないと分かっていること」を実行できるのか、どうすれば動かない自分を動かすことができるのかなど、いっぱいあります。

社員の知的ハードワーキングを仕掛けるのも経営者のやる事です。

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# by agricoach | 2018-02-05 05:46 | 「人を動かす人」になれ!

「経営は実行」

「経営は実行」ラリー、チャラン氏共著、日本経済新聞社という本があります。

「たいていの場合、戦略自体は原因ではない。戦略が失敗するのは、きちんと実行されていないからだ。組織に実行できるだけの能力がないのか、リーダーが経営環境のなかで直面する課題を読み違えたか、あるいはその両方か。(20ページ)」

農場でも同じことが起こっています。経営者にしても従業員にしても、やらなければいけない事、やった方がいい事は、大体わかっています。ところがそれを実行できていません。

農場内のいろんなところの修理、寝床の掃除、サイレージの作り方、事務所の整理、記録の管理、無駄なお金のチェック、ミーティング、社員の提案の実行、社員の能力を上げるための勉強会、辞めたくない農場つくりなど、やらなければとか、やった方がいいなと思うことは、いっぱい持っています。

ところが思っていても、実行ができないのです。

逆に小さなことでも。少しづつ実行してくれば変化が起きます。

「小さなことでもいいから、とにかく実行する」これを続けることができれば10年後20年後には大きな差になっています。

では、実行する能力を付けるにはどうすればいいのでしょうか?

まず、経営者が「とにかく実行する」を中心に考えることです。今年の目標は「実行」です。紙に大きく書き出して事務所の毎日目に留まるところに貼ります。次の手は、毎週実行することのリストアップです。次は実行できたこととできなかったことの確認です。できたことを赤線で消して、できなかった事は何か。それをいつするのかをスケジュールに入れていきます。

一人で実行を目指すといっても、よほど意志の強い人でないと無理です。

それを実行するためには、他の人に宣言したり、チェックしてもらったり、コーチなどのサポートを受けたりしなければ、なかなかできません。

テレビでライザップのダイエットのCMがよく流れてきますがライザップの方法は、とにかく実行できるようにサポートしています。「結果にコミットする」というのがそれです。

ダイエットは一人では挫折しますが、他の人に関わってもらえれば実行の可能性が高くなります。


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# by agricoach | 2018-01-22 06:01 | 運営

下川手帳

「自分が考えているようなことは、すでに過去に誰かが思いつき実行していることがほとんどである」という言葉があります。
過去のほかに人の考えや行動をパクリ(おっと失礼、パクリではなく参考にし)、マネすることはいいことです。他の人のやった方法や技術を利用して、自分の目標や、やりたいことを達成しやすくなります。ぜひ、パクリましょう。

下川手帳のこと
下川さんという方が考えた手帳が有ります。
下川さんは、できない会社員でいつも成績が落ちこぼれて最下位だったそうです。どうにかしないといけないと思い自分なりに手帳を作り直して夢や目標を実現するための手帳に変え成績がトップになったそうです。
今では、会社を辞めて下川手帳を使い夢と目標を実現するためのセミナーをする会社を立ち上げています。
数回にわたり、下川手帳の紹介をします。

「サクセスデイリーシート」という項目があります。その中の要点は以下です。

「頭の中だけで管理すると、できることの数が少ない。どうでもいいことが優先される。思いついた順番に行動する。気がついたら大事なことが先延ばしされている」

これを修正するために書き出す項目です。

今日ひらめいたアイデアを書くこと。
名言は

「いい加減だと愚痴が出る
中途半端だと不平不満がでる
一生懸命だと知恵が出る」

なるほど! 愚痴や不平不満はよく耳にしますね。

「アイデアは生ものですぐにメモをする。アイデアは分かち合う。アウトプット(人に教えたり話したり)しないと次が出ない」
このためには、メモ帳やICレコーダーの携帯ですね。いつでも思いついたらメモできるようなグッズをいつも持っていることです。


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# by agricoach | 2018-01-08 06:12 | 下川手帳

「ベンチャー企業の経営危機データベース  ~83社に学ぶつまずきの教訓~」


「ベンチャー企業の経営危機データベース  ~83社に学ぶつまずきの教訓~」

http://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/kikidatabase/index.html

ってサイトがあります。



多くの企業が同じような失敗、トラブルなどを経験しており、その事例を紹介したサイトです。

業種、成長ステージ、失敗の結果、失敗の原因で検索できます。


業種は、いろんな業種ですが、失敗の原因が例えば「コスト意識の低さ」とか「社長の人的問題」とか「戦略ミス」とか

いろんな原因が出ていて、どの業種にも共通していると思いました。


経営の要点を失敗から学ぶには、いいサイトだと思いますので時間があるときに見てください。


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# by agricoach | 2017-12-22 05:19 | 運営

仕事に追われる現実をどうするのか

仕事に追われる現実をどうするのか


芸人の又吉直樹さんが出てNHKの教育テレビで毎週やっているオイコノミアという経済番組があります。12月の話題で「欠乏の経済学」というのをやっていました。

時間や余裕やお金などが欠乏すると、何が起こっているか。それに対応するにはどうすればいいのか、という話題です。


その流れは「欠乏」→「集中ボーナス」→「処理能力低下」→「トンネリング」→「ジャグリング」→「欠乏」という負のサイクルです。

「時間」が欠乏した場合、時間に追われて仕事をこなします。たとえば、締め切り近くになった研究発表の課題があった時、残りが1日になった時は普段以上の集中力が上がります。試験前の一夜漬け、締め切り前のラストスパートなども同じです。これを「集中ボーナス」といいます。


しかし、これには代償があります。脳の処理する能力に負荷がかかって、正しい判断が出来なくなります。そのひとつが「トンネリング」という現象です。トンネルに入ってしまうとトンネルの出口以外は見えなくなる現象です。何かに集中することで他の事に意識を向けられなくなってしまうことです。喫緊の課題に集中してしまうと緊急でない活動を後回しにしてしまいます。


私たちの生活は先々の予定が徐々に近づいてきます。しかし、トンネリングを起こしてしまうと視野が狭くなり先の予定が見えなくなります。気づくと次の予定が突然目の前に表れ、慌てて対処するのに手いっぱい。とても計画的な行動はできません。これを、落ちてくるボールをひたすら受け止めて投げる「ジャグリング」といいます。「ジャグリング」が続くとさらに欠乏状態を起こしてしまう。


この負のサイクルを抜け出すには、目の前の課題から意識を他に向けることです。

マッピング、マインドマップが必要です。


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# by agricoach | 2017-12-04 05:53 | 運営

サイレージの質の変動

先日、帯広畜産大学の木田先生のセミナーがありました。そのセミナーの中で出てきた話題をいくつか紹介します。
北海道の農場を回って話を聞くと、「飼い方は変えてないのに牛の調子が悪いことがある」「エサのメニューは変えてないのに調子が悪かったり、種がつかない」と言われることが多いそうです。
こんなケースで多くの場合、サイレージの質の変動があります。同じサイロの中でエサの質はバラバラだそうです。
サイロの入口、上、隅、下で水分も違うしカビの程度、発酵の程度がバラバラだそうです。
どの部分も飼料分析に出すとタンパクやTDNは正常ですが、問題は発酵の質です。水分が多かったり土が混ざったり、踏圧が悪かったり、刈り遅れだったりすると酪酸やカビ毒が高くなり乳房炎が出たり種が付かなかったりします。
夏場のエサの発熱は腐った症状なので、それを食べると胃の発酵が異常になり問題が出ます。
雨の多い年はバンカーサイロに水が入りサイレージの質が劇的に悪くなり、問題牛が多発したそうです。
飼料分析に出すときはタンパク、TDN、カルシウム、マグネシウム、硝酸態窒素以外に発酵酸の検査を頼むべきです。酪酸、酢酸、プロピオン酸を頼んでください。
なぜ酪酸発酵をするかというと、酪酸菌は土の中にいるそうです、まず、刈り取りの時や詰め込みの時に土がサイロに混ざると酪酸菌が入って酪酸発酵をします。それと、水分が高いサイレージの時だそうです。普通はトーモロコシサイレージは60~65%の水分で、手で絞っても極少ししか水が出ません。それが70%以上になると酪酸発酵しやすいらしいです。ビニールが破れて水が入ったり、刈り取りの時や取り出しの時に雨水が入ったりするとなります。
北海道でも酪酸以外にカビの問題が多いそうです。サイレージの表面や内部のカビや飼料稲のカビによる牛の異常がよく出ているそうです。

サイロの簡単な検査はpHです。pHというのは酸性アルカリ性の数字です。トーモロコシサイレージはpH3.6以下の酸性なら、雑菌は増えないし発酵も順調にいきます。pH4でまあまあ、pH4.5以上で問題ありです。4.5以上なら飼槽に配って時間が経つと熱を持って腐りやすいです。




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# by agricoach | 2017-11-25 05:22 | 技術

ブラックジョーク

ブラックジョークCM

「獣医の生活を守る会から」絶対に公言してはいけない裏情報が流出しました。ほかの人には話さないようにご注意ください。

「ネットを使って誰かが管理情報を流しているようです。あれは、とんでもないウソですのでご注意ください。前回は、ホコリについて、気をつけなさいという情報が流れたようです。ホコリくらい気にしないでください。少しくらい牛舎が埃っぽいとしても問題はありません。完全に牛舎消毒などしたら病気が出なくなります。獣医師の死活問題ですので、手間のかかる畜舎消毒など、テゲテゲでお願いします。

子牛の寝床も少しくらいジトジトしていても、かまいません。寝床の汚い敷料を食べても滅多に死にません。下痢が2,3週間続くくらいです。セリの時に体重が30㎏くらい少ないけど、面倒な掃除をしなくていいので管理が簡単です。くれぐれもバイッコクスなどの予防薬を使わないように。下痢が出なくなります。これも獣医師の死活問題です。

汚い水を飲ませようが、悪臭のある風通しの悪い古い牛舎でもかまいません。下痢と肺炎が出て時々子牛が死にますが、それもしょうがないと諦めてください。新しく改造すると手間とコストがかかりますので、くれぐれも改造しようなどと思わないように。

少々環境が悪くても、それなりに子牛は生きています。寝床の掃除をしようとか、水槽を毎日掃除しようとか、きれいな空気が入るように改造しようなどと思わずに、早く上がってパチンコに行くか、飯食ったら焼酎飲んでくつろいでください。酔っぱらっていれば、もし子牛が死んでも忘れられます。

ある獣医師なんかは、予防を教えたばっかりに、病気が出なくなり、赤字続きで廃業したとのことです。

くれぐれも「予防しよう」などと思わないように!

ブラックジョークCM 2

「獣医の生活を守る会から」絶対に公言してはいけない裏情報が流出しました。ほかの人には話さないようにご注意ください。

分娩前の牛の牛舎を安楽にしようなどと思わないでください。

分娩前の寝床は、人が寝てもいいくらいフカフカできれいなところにしなさいと言うコンサルもいますが、とんでもありません。

そんな手間がかかることをすると、分娩後の牛の病気が出なくなります。獣医師にとって死活問題です。

少々、過密で汚れたスペースに入れていても牛は生きています。飼い主の楽が最優先です。

エサも、カビが生えたエサは食べさせてはいけませんという人がいますが、少々食べさせてもすぐには死にません、乳房炎になるか種が付かないかくらいです。エサを捨てるのはもったいないですから、悪いエサも全部食べさせてください。サイロを開けて上の部分にカビが生えていますが、その部分だけ取って捨てれば十分です。きれいに見えるところもカビ毒は浸みていますが、乳房炎になるか種が付かないかくらいで、死にはしません。せっかく作ったサイロですので、きれいに食べさせてください。 

少し収入は減りますが、楽して、早く上がってパチンコに行くか、焼酎でも飲んで楽しいバラエティー番組でも見てください。


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# by agricoach | 2017-11-15 05:37 | ユーモア

病気の予防

ホコリ。


牛舎内のホコリは病気の原因で注意が要ります。

牛舎内の柱、梁、扇風機、天井のホコリは、細菌の住処で、呼吸器病や消化器病の発生源になります。

口蹄疫が出た時に、九州では全県、農場内の消毒をしました。

牛舎内も、天井まで動噴で消毒して、ホコリがなくなり、その後、3、4カ月は、下痢も風邪も激減しました。

九州全県で同じでした。

獣医師は、失業状態でした()

新しいノコクズを入れた時も注意が必要です。

牛が喜んで跳ね回り。ほこりが舞い上がり、咳をする牛が急増します。

肺炎の既往症がある牛は、急に悪化して死亡する場合もあります。

牛舎の風通しを良くして、ほこりが停滞しないようにするか、

あえて、新しいノコクズに水を撒き少し湿らせて、ホコリが上がらないようにします。

扇風機の裏側にはホコリがびっしり付いていますが、

扇風機の裏側のホコリのため、換気効率の低下と、ホコリをまき散らしています。

逆光の状態で見るとホコリが、牛舎内にどれくらいあるかが確認しやすいです。

稲刈りが終わって時間があれば、牛舎内を口蹄疫の時のように、天井まで消毒してください。


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# by agricoach | 2017-11-08 04:17 | 技術

時間の使い方

時間の使い方

「現実的な楽観主義者”であれ」という本の中に「目標達成への行動を邪魔したり、集中力を妨げるものに対処するためには、心理学で効果を実証された「if-thenプランニング」という方法が効果的なのだそうです。

if-then」とは「もしこうなったら、こうする」という意味ですが、これがどんな目標を達成する場合にも役立つというのです。

つまり、ただ決めるのではなく、事前に「いつ」「なにを」やるかをはっきり決めておくことが重要。それだけで、実行できる確率は2倍から3倍も高くなるといいます。」

毎日の仕事に追われて、考える時間がない場合どうすればいいでしょうか。

「時間がない」と言ってしまう時、ほとんどの時間を、仕事や雑用、研究の準備、勉強に追われて本当に時間が取れない場合と、探せば時間はあるのだけれど、ついつい後回しになって

やらない場合があります。

「忙しい」、「勉強する時間がない」、「仕事に追われている」と思う時一回、自分の時間を朝起きてから寝るまで何をしているのか5分ごとに書き出してみてください。

いわゆる「すきま時間」をどう使っているのか。診療の間が空いた時、車の中、ガソリン入れる間、修理の待ち時間、他の人との待ち時間、出勤して診療に出るまでの時間、食後、家に帰ってからの時間など、チェックしてみると結構「すきま時間」は有ります。ちょっとした「すきま時間」に何をするかを決めておくと10分や20分の間にできることは沢山あります。

私は「すきま時間」にすることは、パソコンにカルテの記入と手帳を開くことです。毎月1日には、提出するカルテが出来上がっている状態にしています。手帳を開いて、やる事の終わってないのがないか、他に書き忘れていないかをチェックしています。

家に帰っても時間が確保できない人は、朝と午後の事務所にいる時の隙間時間にすることを、リストアップしておくといいと思います。

時間はあるけど、ついついダラダラと過ごしてします時。私もそうですが、ついついテレビを見たり、ネットをして1,2時間過ぎてしまうことも多くあります。

その時は、どのように自分で環境を整理するのか。行動科学では、目的を邪魔する行動のことを「ライバル行動」と呼んでいます。魅力的、快楽的なテレビやネットは「ライバル行動」です。

「ライバル行動」を減らすためには、極端にはテレビを捨てることですが、そこまでしなくても、自分でコントロールすればいいと思います。「見たいテレビ番組は、予約して後で見る。」これだけでダラダラと見ることを防げます。

やはり、1110分でも15分でも時間をとって今週や1日のやる事をリストアップします。リストを書いていれば、やっていない事を意識できるのでダラダラと過ごすことを防げます。

他にダラダラと過ごすのを防ぐ方法は、自分が集中できる環境を、わかっていることです。私の場合は、喫茶店で1時間くらい作戦を立てる場合が多くあります。家の中では、誘惑や、やることが多くて集中できない場合が多いです。最近は生活パターンを朝型に変えて、早朝に起きてジャズとかの音楽をかけて、缶コーヒーを飲みながら、2時間半は集中するようにしています。自分で「すきま時間」、「ライバル行動」、「集中する環境つくり」を考えてみてください。


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# by agricoach | 2017-10-23 06:09 | 行動科学

次回臨研のナイトワークショップ

次回の鹿児島臨研は、11月11日と12日です。

11日は、日大の堀北先生をお招きして、「やぐら鶴」のワークショップをやっていただきます。
この「やぐら鶴」ってのが、優れものです。
宮崎での口蹄疫を題材にして、口蹄疫の時に起こったチームワーク、コミュニケーションの混乱をゲームをしながら、体験し、どうすればいいのかを考えるワークショップです。

夜は、飲みながらのナイトワークショップです。
行動科学の考え方を利用して、「観察」は何をどのように見るのか、どんなことが起こり得るのか、起こったかをワイワイやりながらのワークショップです。
牛舎に入った時に、何のどこを見ているのか。
空気、気温、臭い、牛床、水、設備、飼槽、道具、牛体、群構成など。
何をどのように見て、どう判断し、どう対処するのかを細かく出してみます。

参加希望の方は
藏前動物病院 久留須 丈二
kanihos-kurusu@docomo.ne.jp
まで連絡下さい。

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# by agricoach | 2017-10-03 05:08

ワークショップはじめて

ワークショップを始めて、2週間たちました。

6名の方が参加してくれています。

最初の課題は、やる事リストです。

みなさん、初めは、書ける項目が少なかったのですが、次第に多くなり充実してきているようです。

ワークショップの効用で、1人ではできなくても、他の人もかかわっていると思い、三日坊主で終わらずにできています。

以下はワークショップで課題を出した時の投稿です。


////

「やる事リスト」

多くの会社では「To Do リスト」と言って「やる事のリスト」を作ります。

私もそうですが、「あれをしなくては」とか「道具を買いに行かなくては」とか「あの事を人に伝えなくては」などの毎日やらなければいけない事が、いっぱいあります。

ところが、面倒だったり、やる気がなかったり、後回しでいいかと思ったりして、実行しないことも多くあります。

それを解消するのが「やる事リストです」

毎日5分でも10分でもいいですので時間をとって、その日にやることをノートに書き出しておきます。やり終わったら、赤線で消します。

次の日になって前日の予定ができていなければ、今日のところに書きます。

この作業を習慣化することができれば、仕事がサクサク動きます。

これはお金がかからない、非常にコストパフォーマンスがいい手法です。

農場内で、数人のメンバーがいれば、上司は部下の「やる事リスト」を見て、できている事とできてない事を確認することができます。

できていれば褒め、できていなければ、その解決策を考えて実行できるようにアドバイスをします。

過去の「やる事リスト」がいっぱい赤線で消えていれば、「自分も頑張っているんだ」と自分で自分を褒めることでモチベーションアップにもなります。

これは仕事だけでなく、子供の事や、学校の事、介護の事、家事の事などほかの事にも使えます。

「やる事リスト」を実際に使うには。

これを読んで「ほおー!そうか!なるほどね、いいこと書いている!」と思いながらも

実行しない人がほとんどだと私は知っています。(私もそうだったから)

では、どうすれば実行できるでしょうか?

まず、その1。

とにかく雑用はなんでも記入する。

「やる事リスト」に、しょうもない雑用まで、とにかく、記入するのです。

雑巾を買いに行く、事務所の本を本棚に入れる、弁当のおかずにウインナーを入れる、洗剤を買いに行く

子供の宿題の答え合わせをする、飲む焼酎を霧島から木挽きブルーにするなど

とにかく、なんでも「やる事リスト」に書くのです。

やったら赤線で消す。

赤線で消えていくと、「自分も頑張っているんだ」という実感が出ます。

自分で自分を褒める手法です。赤線で消えているリストを見ると嬉しくなります。

まずこれを3日間やってください。3日できたら次の目標は3週間、3週間できたら次の目標は3カ月。

3カ月続けば、ずっと続きます。

その2。

公表する。

「私は、やる事リストを書きます」と公表することです。

家族でもいいし、とにかく他の人に宣言するのです。

そうすると、言った手前、続けなければいけません。

面倒だなと思っても、宣言した手前、止めれません。

その3.

志を同じくする人とグループを作り、お互いに目標を達成できるようにする。

人間だれでも、「面倒だ」とか「よだきい!」とか「もうせんでも、いいか」とか思うことは、よくあります。

志を同じくする人とグループを作って、他の人が頑張っていると、自分もしなければと思うのが人情です。

そこで頑張りが出てきます。

(今回の行動科学のワークショップのグループがそうです)

その4

ご褒美とペナルティー

「もし、3週間続けられたら、ちょっと値段のいいケーキを買いに行く」など

自分自身に、ご褒美を決めます。

できなければ、例えば「毎日飲んでいる焼酎を1週間止める」と宣言します。

宣言してないと誰も知りませんので、できなくても焼酎を飲んでもバレません。


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# by agricoach | 2017-08-03 05:43 | 行動科学

学び方教え方 観察力を磨く


「観察力を磨く 名画読解」早川書房 2500円 エイミー.E.ハーマン
があります。


アート作品を教材にして観察力を向上させる本です
この手法で、医師や警察、軍隊などさまざまな現場で観察力、分析力、コミュニケーション力が
向上しているとのことです。
医大生にこの手法でトレーニングしたところ診断能力を56%向上させたとの実験データがあるそうです。
著者のセミナーには企業や教育機関から問い合わせが殺到しているそうです。

「これは使わない手は、ないだろう!」
と思い読んでみました。
なるほど、いいんだ!

さっそく、行動科学ワークショップの企画に入れてみようと思っています。


行動科学ワークショップをはじめました。
5名の希望者で始めました。
まだ、参加できますので希望者は連絡ください。
新人でも中堅でもベテランでも役に立つはずです。


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# by agricoach | 2017-07-12 05:00 | 行動科学

考える場所

行動科学で言われていることに、「作業する机と考える机を分ける。」というものがあります。作業に追われて、考える時間が持てないことを防ぐ技術です。


診断書書き、カルテ整理、メールの確認や返信、発表資料つくりなどの作業とやることリストを考えたり、目標の確認、戦略、戦術を考える時の場所を変えることで、考える時間を集中できる。私の場合、テレビやパソコンがあると、考える集中力が落ちます。

人によりどこでやるのが集中できるのかは人それぞれです。事務所がいい人、勉強部屋がいい人、ファミレスがいい人、車の中がいい人、コーヒーショップがいい人、図書館がいい人など。自分が集中できる場所を見つけることです。


私の場合は、原稿書きや行動の作戦など考える時は、タリーズなどのコーヒーショップに行くことが多いです。その環境が集中できるとわかり、自分の部屋を考える時も、ジャズピアノなどの音楽を音量を小さく流し、缶コーヒーを飲みながらやっています。


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# by agricoach | 2017-07-08 05:36 | 行動科学

学び方教え方

学び方教え方

新人を教育する時に、何が必要で、どのように教えるのかということをメーリングリストでもやり取りしました。

まず、どのような姿勢で臨むのか。私の好きな言葉に「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」があります。獣医師として5年もすると、ほとんどの症例はどうにかできるようになります。そのまま進歩しない人もいるし、死ぬまで勉強だと思い勉強する人もいます。何歳になっても不勉強の分野や新しい知識や技術を習得する姿勢は必要な要素です。

幸せに生きるための技術を、いかに身に付けるのか、仕事でも家庭生活でも趣味でも全く同じように共通することを、いかに身に付けることが出来るかは、充実した人生を送るうえで、非常に大事な要素です。

一般の企業では、新人教育として行われていることは社会人としての基本は、獣医師も共通です。

挨拶、時間を守ること、やることを期限内に終わらせること、技術、知識を向上させるための仕組みを作り習慣化すること。

そのために取るべき行動は、

1、やる事リストの毎日の更新。115分の考える時間。目標設定。

2、アウトプットを意識しながらインプットする。

3、情報やデータの管理

です。

1、やる事リストの毎日の更新。115分の考える時間。目標設定。これらの習慣化。

私もそうですが、「やらなければな」と思っていても後回しになり、なかなか実現できないことが多くあります。

農家用の情報をまとめて印刷したり、文献の整理をしたり、新しい治療法の試験をしたり、今までの症例の整理をしたり、投稿用の原稿を書いたりなど、やらなければと思っていても後回しになってできてないことも多くあります。

ついつい、目の前の仕事に追われて実行できません。なぜ実行できないのかというと、根性がないのではなく実行するための技術を学んでないし習得してないからです。特に獣医師は技術や知識は先輩から教わるのですが、行動を実行する技術は教わっていません。というか先輩獣医師も知りません。「何回言えばわかるのだ」とか「根性がない」だとかしか言えないか、「だいたい教えたので後は自分でやれ!」とか「いい獣医師になるかどうかは、自分の勉強次第だ!」と放任です。

やる事リストの更新。

始める技術と続ける技術は別物です。やることリストを始めても、更新し続けるのはハードルがあります。

毎日、今日やることをスケジュール帳に書き出します。すぐに思い浮かばないこともあります。診療の途中、運転中などに思い浮かぶことも多くあります。そのときにすぐにメモして、記録します。雑用も書き込んでください。

薬の注文、器具の改良、大学に疑問を問い合わせる、診断書提出、メールの返信、治療法の確認などなんでも書き込みます。

やる事リストをチェックして、実行できたことは赤線で消します。

どんどん書いて、どんどん消す。実行できていない項目は、次の日時をスケジュールに書き込みます。

ごく、単純なことですが、これを習慣化できれば、ストレスなく考えている項目がサクサクできます。

赤線でやったことが消されていく快感を実感することが続けることにつながります。それが習慣化の第一歩です。

新人は最初の数か月は先輩に同行して診療を回ります。その時、やることを頭に浮かんだ時点ですぐに記録できるようにメモ帳やレコーダー、スケジュール帳を準備して同行します。先輩の話をICレコーダーで録音し、あとでまとめることもできます。浮かんだ疑問もすぐに記録できるようにノートを常備します。

先輩は、毎日、部下のやることリストの確認をします。できてない場合、何をどうすればいいのか、次のリストを書いてもらいます。

やることリストを書こうと考えてはいるのだけど、なかなか続けられない場合、習慣化させるための具体的な行動として

1、リスト用のノートを、常時携帯する。上司は常時携帯しているかどうかを確認する。

2、行動が習慣化するまでは、更新を忘れないように、スマホなどのタイマーをセットしたり、メールのリマインダー機能を使って、例えば午後10時にお知らせが来るようにする。

3、小さな雑用までも記入する。書き忘れていたものは、やった後に書いて赤線で消してもいい。

4、行動が習慣化するまでは、毎日、上司にリストの写真を送る。

5、例えば1週間続けられた時は、上司に褒めてもらったり、自分自身に小さなご褒美を設定する。

6、やることリストが多く書き出せるようになったら、終わったものは赤線、次週に繰り越すものは緑線、特に次週優先するものは青線などのように自分で決めた色で色分けしカラフルなリストを作る。色分けすることで見やすくなるし、モチベーションも上がる。


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# by agricoach | 2017-06-18 21:11 | 行動科学

内田式超読書術

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「経営は実行」を読んでみました。以前、本を買っていたのですが、まだ読んでなかったです。

本の読み方と、まとめ方は「内田式超読書術」を使いました。

本を読む前に、この本から何を学ぶかの目的を明確にし、まえがき、目次、あとがき、訳者あとがきから、ポイントを抜き出して必要なところだけ、読み、書き出して色分けしてします。

ゴーゲッターズというネットで学ぶサイトhttps://gogetterz.com/ 
の【内田式“超”読書術】セミナーを受講し(3000円でした)
その手法を使ってみました。

今まで1冊読むのに、何日もかかっていたのですがこの方法なら、要点を早くまとめられました。

これはお勧めです。

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# by agricoach | 2017-06-14 05:12 | 学ぶ技術

稲のWCSの質について


最近稲のWCS(ホールクロップサイレージ)をやっている農場があります。

飼料用の稲を穂が硬くなる前に穂ごと収穫してロールのサイレージにする方法です。

輸入飼料に頼らないことを目指して非常にいい手法ですが、収穫方法の問題で質の悪いものができ、牛の調子が悪い農場をよく見かけます。

飼料稲は田んぼに植えていますが、収穫の時に田んぼの土の水分が多く柔らかいので収穫用のトラクターやハーベスターのタイヤに土が付き、ラップする時にそれが混入しています。土はカビが住んでいるので、土が入るとWCSの中で増えてカビだらけになります。

飼料稲を植えている田んぼのまわりには普通の稲を植えていて、飼料稲を刈り取る時期はまだ田んぼに水が入っています。そのため飼料稲用の田んぼだけを水抜きして乾燥させることはできません。

そのため収穫しにくいので、収穫時期を遅らせて田んぼが乾燥してから収穫しています。

その頃になるとモミが硬くなります。モミの中にはコメが出来て栄養はあるのですが、(成分分析に出すと、すり潰して葉っぱもモミも粉にして分析するので成分は高くなる)モミを消化できないのでそのまま糞に出てきます。つまりワラみたいのを食べさせているのです。

ワラに近くなるとタンパク質も養分も少なく、栄養不足になります。そのため発情が来ません。

カビの影響と栄養不足のダブルパンチで調子が悪くなります。

稲のWCSは、輸入飼料に頼らなく、栄養成分も申し分ない、非常にいいエサです。

土を混入しないこととモミが柔らかい時期の収穫。作るならそのことをしっかり考えて作ってください。


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# by agricoach | 2017-05-16 22:56 | 技術


メールはkagryt5297wexv@btvm.ne.jp まで。


by agricoach

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