段取りをよくする方法
新人は就職すると先輩から「お前は段取りが悪い!」と指摘されます。
せも、学校では「段取りをよくする方法」など習っていません。
でも、現場に出て必要なことは、「段取り」です。
「段取りの教科書」吉原靖彦著 という本があります。
内容を要約すると以下のようになります。
・・・・・・
いい段取りがいい仕事を生む
「段取り」とは仕事の準備をすることで仕事の流れをよくするのが段取りです。
「見える化」が段取り上手への第一歩です。
まず、予定を「見える化」しましょう。見える化とは、文字に書き出して見えるようにすることです。スケジュール帳なり、ボードなりになるべく細かく、必要な道具、必要な準備、ないものの手配、人の配置、動線など書き出します。
時間も「見える化」できます。いつするのかいつまでにするのかなど時間も文字にして書き出します。
後段取りで次回の段取りを「見える化」します。できた事できてない事を書き出し、同じように見えるかして次回の段取りを作ります。
大事なことは、すぐやる、着々とやることです。
迅速・確実な段取りの基礎は5S、整理、整頓、清掃、清潔、しつけ。これは心の5Sも重要なことです。
会議について。
会議で何も決定されなければ時間の無駄です。成果を出すには目的の明確化と事前準備です。何を決めるのか、そのためには事前の準備でどんな資料がいるのか、事前にメンバーに通知して考えてもらうことは何かなどです。
時間の使い方について。
すきま時間の有効活用する。移動時間や職場内などのすきま時間は、1日に合計すると数時間あります。その時間に何をするかをあらかじめ決めておくことです。空き時間が急にできたら何をするか、事前に決めておくことです。
(私の場合は、「カルテ書き」と「日誌内容確認」と「ライングループ用原稿書き」です)
現場では作業環境の整頓が重要です。
作業環境にある道具、掃除道具、棚や箱、並べ順、ゴミ箱、人やモノの動線、作業の手順などの整理整頓が必要です。
まず仕事の交通整理から始めましょう。火のついた「足元の仕事」に力夕をつけます。
「足元の仕事」をリストアップ、優先度をつけます。優先順位の高いものから、リスト化してこなしていきます。
「明日のための仕事」をリストアップ、優先順序をつける、向ける時間を確保する。
大事なことは、すぐやる、着々とやることです。